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2017年8月25日 (金)

夏休みのレッスンもいよいよカウントダウン。

毎年、長い夏休みが始まるなぁと思ってスタートするのですが、気づけばもう終わるんだなと感じるのも例年のこと。
今月30、31日はレッスンがお休みになるため、夏休み期間のレッスンもいよいよカウントダウンに入った感じです。
今日明日と29日火曜にレッスンをすれば、8月のレッスンはおしまい。
9月1日は8月の4回目のレッスンにカウントしているので、そこまでは夏休み時間でのレッスンになりますが、気づけばあっという間でした。

一旦気温が少し落ち着いたなと、このまま秋に向かうのかと期待したものの、結局また暑さが戻りましたが、今のところ子ども達は体調不良などでのお休みはなく、がんばってレッスンに来てくれています。

つい先日、主に高校生の指導をされている他県の塾の先生と小学生の算数について少しお話をしたのですが、今日のレッスンである2年生の子とした問題に、次のようなものがありました。

7×5+7=7×□

8×6-8=8×□

教室では、かけ算について学習する際、九九を唱えさせるより先に全て足したり引いたり、倍にしたりしながら答えを出していく学習をするのですが、1から10までの段のかけ算を一通り学習し終えたら、上記のような問題にも取り組んでもらいます。

九九を覚えていない段階の子達は、教具を見せて確認をした後にこのような式を見せると、7が5回に7をたすから7×6になるというように、全体の答えを出すのではなく、式の意味から普通に答えを出していきます。
しかし、九九をひたすら丸暗記したような子にこういう問題を見せると、ほぼみんなが「7×5=35、35+7=42、7×6=42だから□は6」というような方法で答えを出します。

もう少し先の問題で、306×52=306×□+306×2というような、いわゆる分配法則のようなものが出てきますが、この問題も意味を考えない子であれば、306×52を計算し、その答えから306×2の答えを引き、それを306で割って50という答えを出したりもします。

しかし、掛け算の意味を理解していれば、306×52は306が52回分であり、後ろに306が2回分あるのだから、あと50回分ないといけないなと気づけるわけです。この場合、計算するとすれば「52-2」だけですが、意味がわかっている子であれば、それもわざわざ引き算をするという感じではないはずですので、問題を見て、意味を考えたらわかるという感じだと思います。

私は色々な子ども達を見てきたので、7×5+7を見て、すぐに7×6と答えられる子は、しっかり意味が理解できている子だけれど、世の中にはそれに気づかない、それを理解していない子どもも少なくないことを知っています。
ですが、お話した先生は普段高校生を見ておられるので、私の話に驚いておられました。先生の感覚だと、わざわざ計算しなくてもすぐ答えが出せるのが普通だと思っておられたようです。

本来はそれが普通であってほしいですよね。算数は実際に考えてわかる学習なのですから。

教室の2年生の子達は学校で習う前に掛け算をするようにしているので(入会時期が早かった子は無理なくとっくにかけ算を終えていますが)、このところ掛け算のレッスンをしている子が何人かいます。
その子達にも、しっかり意味を理解してもらうよう心がけています。

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