楽しそうなのはすごい変化なのかも。
まだかなり波はあるものの、発達上の困難があって、国語の苦手意識が強い子がかなり変わってきたなと感じるようになって随分経ちました。
今週のレッスンでは、夏休みになって数日キャンプに行っていたとかで、宿題が半分ほどしか仕上がっておらず、来るなりそれをやり始めたのですが、国語の問題を解きながら、問題に関係ない鼻歌を歌ったりしては注意され、どうでもいいことをしゃべって手が止まっては注意され、それでも表情がこわばることもなく、なんだか楽しそうに問題を考えていたり、それとは別のきちんと読まなくてはできそうにない問題でも、読んでいないようだったので「声に出して読んでみてよ」と言うと、すぐに声に出してしっかり読み始めてくれたりしました。
まだ苦手意識が完全に消えたわけではありませんし、問題によっては自信を失ってどんよりしたり、ふにゃふにゃ弱気な発言をしたりもしますが、できることは確実に増えているのを感じますし、初めに伺っていなければ、困難があることも気づかないかもなと思うほどです。
この子に限らず、子ども達は表情がどんよりしているときには絶対といってよいほど頭が働いていません。そして、多少ふざけたりしていても、顔が笑顔だと、頭もよく働くことが多いように思います。
そういう意味では、国語に対してかなりの苦手意識を持っていた子が、問題を前に笑えることが増えたのは結構すごい変化なのかもと、改めて思います。
この調子で自分は国語もできると思ってもらえたら、とてもとても嬉しいだろうと思います。そう思ってもらえるよう、がんばらなくては。
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