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2017年7月20日 (木)

「うん、わかった。」

1年生の早い段階でかなりの算数アレルギーになってしまった子と2月頃から一緒にレッスンさせてもらうようになりました。

几帳面でこだわりが強いタイプ(私もこだわりはかなり強い方だと思っているので、その面では似たタイプ)という印象で、また、未知のものに対しての抵抗感が平均的な感覚より相当強いようにも感じる子で、初めの頃は何か指示を出しても、自分が納得しなければ全く聞き入れてくれなかったり、明らかに不機嫌な表情になったり、これはちょっと時間がかかるかもしれないなと思っていました。

私とのレッスンにも少しずつ慣れてきて、以前よりは抵抗感も多少和らいだような印象を受けるようになりましたが、まだ新しいこと、その子がぱっと見難しそうに感じることなどにはちょっと体が固くなる漢字があったり、表情がこわばったりということはあります。
そんな中、今日のレッスンで、ある問題でやってみてと言ったことに対して、その子がほんの少し間があってから「うん、わかった。」と言ってくれました。
これまでだと、自分のやりたいやり方ではなければ「なんでそうしないとダメなの?」とか「これじゃダメなの?」とかいうように、自分のやり方、考え方を変えたくないという意思を出すことが多かったのです。

もちろん、子ども自身が気づいて、考えたことは否定はしないのですが、その方法でとても苦労しているようだったり、1つ1つとにかく数えるなどあまりお勧めできない方法でやった上に答えを間違ったりするようなときには、違う方法もあるよという感じの提案をすることがあるのですが、その子は自分の方法で何度も間違いを繰り返していても、違う方法をなかなか受け入れてくれない傾向がちょっと強いように感じていました。

それだけに、一度言っただけで「うん、わかった。」と受け入れてくれたことはちょっとびっくりしましたし、とても嬉しく感じました。
何もかも先生や大人が言う通りにする必要は全くないと思っていますし、一人ひとりの考え方をできるだけ尊重しようとは思っていますが、時間もかかって苦労した挙句、何度も間違うというような場合は、その方法はいい方法ではないわけですから、違う方法に切り替えてもらう方が望ましいだろうと思うのです。
返事をする前に一瞬ためらったのは、これまでの習慣で抵抗を感じたとかなんだろうなと思いますが、それでも「うん」と言ってくれたのは、積み重ねてきた時間で、私が言っていることはある程度信用できると思ってくれるようになったのかもしれないなと思います。

人のいうことに耳を傾けられるようになれば、きっとこの子はこれまでよりずっと算数ができるようになるのではないかなと思っているので、夏休みのレッスンもちょっと楽しみが増えました。

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