ちょっとびっくり。
普段、うちの教室では教科書に沿った教材を使うことがほとんどないので、学校の授業については時々、今何をしているかを確認したり、学校で習っていることで困っていることがないかを確認したりする程度で、特に困っているようなことがなければその確認だけで終わって、予定通りレッスンを進めることになります。
通ってくれるようになった時期などによって、たまに教材の順を前後させる必要があったりするので、それは気をつけないといけないことなのですが、今日のレッスンに来た子が、学校でL、dLの勉強が始まったと知らせてくれました。
そこで、どんなことまでしたか尋ねたところ、今ひとつ説明がはっきりしなかったので、ランドセルごと教室に来ていたその子に教科書を見せてもらったところ、びっくりしてしまいました。
もちろん、教科書はかなり薄く、教科書だけで授業をしていないことはわかっているつもりですが、2年生の嵩の学習では、教科書に計算問題すらほぼ見当たりません。
更に1dL=100mLということも特には書かれておらず、ほんの数ページでおしまい。学校の授業でどれだけの時間が割り振られているのかはわかりませんが、この扱いならやらなくてもいいぐらいなのでは?と思ってしまいました。
個人的にはdLは教えなくてもいいような気もしますので、それはまあいいとして、LとmLはある程度きちんと理解できているのが望ましいのではないかと思います。
というのも、いずれ体積を学習すると、そこでの容積の学習の際、mL、Lと㎤の関係などがわからなければ解けない問題が出てくるからです。
もちろん、その段階でおさらいをすればいいのかもしれませんが、それにしても、最近の2年生では教科書でこれだけしか扱われていないんだなということにちょっとびっくりしました。
それと比べたら、子ども達にとって教室でする教材は全く次元が違うぐらいの問題までやっているってことなんだろうなぁ。
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