漢字
もう何年も手書きで文字を書くことが激減していて、恐らくその影響は大きいのだと思いますが、読めても書くのは自信がない漢字がどんどん増えているように感じていました。
数年前に一時漢検の勉強をしたことがあったのですが、ひと月経たないうちにやらなくなってしまい、1年ほど前にはスマホの画面に手書きできる漢検用のアプリを見つけて取り組んでいたものの、やはり2、3ヶ月でやらなくなり…。
しかし、最近小学校高学年や中学生の漢字で、さすがに読むのは問題ないものの、書くとなると不安になることがちょくちょく…。これはちょっとまずいなぁと、また3日坊主や1ヶ月坊主になるかもしれませんが、○歳の手習いということで、誕生日に漢検の書き込み式のテキストを買いました。
かなり弱気で、絶対書けるものは飛ばすということにしようと、まずは5級(小学校卒業程度)のものから手を付けていますが、今のところ読み書きその他大丈夫で、ほっとしています。
数問間違えたのは書き順や画数の問題ですが、それは元々真剣に覚える気がないもので、合格点は十分クリアしているから良しとしています。(苦笑)
そもそも、文科省の指導要領だったか、それでは書き順は目安で絶対のものではないというのを読んだことがあるので、だとすれば書き順を試験すること自体がおかしいやん?と思ってしまうと一層覚える気になれず…。(もちろん、小中学生には学校では書き順のテストとかもあるかもしれないから、覚えられるなら覚えてねというような話はしますが。)
とりあえず小学校卒業レベルは問題なく合格できそうなので、やる気があるうちに4級へと進みたいと思います。
しかし、書き取りをしたり、音読みか訓読みか考えたり、熟語の構成や部首についての問題を解いたりしていると、これ、子どもが解くには結構難しいんだろうな、いっぱい色々覚えなくちゃ解けないんだろうなと感じています。
もう大人なので知っている言葉や同じような意味を表す言葉その他の関連から、ああ、この漢字だったなとか、こっちは音読みだなとか思い出せたり、判断できたりするものがかなりあるんだなと改めて感じるので、語彙が少ない、経験が少ない子どもが試験を受けるとなると、その部分を反復練習などで補わなくてはいけないんだろうなと。
ただ、別の考え方をすると、たとえ漢字検定であっても、普段の生活でどれだけ多くのことを経験しているか、どれだけ多くの言葉に触れているか、知らない言葉に興味を持って調べたりしているかなどによって、漢字学習が大変になるか楽になるかの差がかなりでるのかもしれないなとも感じました。
繰り返し書いて覚える漢字学習より、何かに関連付ける、普段の生活で目に触れるなどの機会を増やすことの方が、辛さも少なく、かつ定着度は高くなるんだろうなと、改めて思いました。
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