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2017年5月 1日 (月)

考えれば考えるほど難しい

小学生の算数は、教科書で習うような内容の問題を解くこと自体はほとんど難しいと感じることはありませんが、時々疑問を感じることがあり、それについて疑問を解決しようとすると、しばしばどんどんはまり込んでいって、答えが見つからないなんてことになったりもします。

小学生にはちょっと難しいだろうなと思う単元の一つに、概算による見積もりがあるのですが、例えば、買い物に行って、買いたいものの合計が所持金内に収まるかや、決められた金額以上なら商品券がもらえるので、必ずその金額以上にしたいなど、状況によって、切り上げか切り捨てか四捨五入か、何を使って、どの位までの概数にして計算するかを判断することを求められるようなものは、まだ社会経験が少ない小学生にはかなり難しいだろうと思います。

で、実際、そういう問題を見ると、都合よく数字を考えてあって、全部切り上げや切り捨てをしても誤差が極端にならないようになっていたりするのですが、実生活では必ずしもそうはいかないはずです。
また、ものが2つか3つぐらいで、それを500円で買えるかとか、1000円以内に収まるかとか聞かれた場合、そのぐらいならわざわざ概算しなくても、実際に計算すればいいよね?と思ってしまう子もいるのではという気もしますし、子どもによっては概数に直してから計算する方が難しく感じるかもしれません。

概算ができることは、答えにおおよその見当がつけられたり、社会に出てからも役に立つことがしばしばあるので、大事な内容だと思うのですが、小学生にはその便利さもまだあまり実感できないでしょうし、どういう問題が本来望ましいのかなと考え始めると、問題を作る手が止まります。

簡単なものほど難しいということはある意味真実なんだろうなと感じる毎日です。

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