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2017年5月23日 (火)

ホントに気の毒…。

小さいうちから考えることを急がされている子達の多くは、どんどん考えられなくなり、自信もないけどとりあえず…のような感じで答えを書いては、マルがもらえなければ他の答えに書き直すというようなことを繰り返すようになります。

少し前から来てくれるようになった3年生さんも、小学校受験をして、しっかり勉強させる学校に通っているので、かなりその傾向が見える状態です。
来てくれたときから繰り返し、ここでは急いで考えなくていいし、その代わり何度も答えを書き直すのではなく、チャンスは1回だと思って、よく考えてからこれで合ってると思ったら答えを書くようにしてねという話をしていて、僅かながら変化は見えつつある気はするものの、ここには週1回1時間しか来ませんし、これまで何年か積み重なってきた経験もありますので、すぐすぐ変わるものでもないのだろうと思います。

今回のレッスンでも、面倒な計算を何度も何度も繰り返して、それでも答えを出そうと努力している様子が見られて、それはいい傾向だなと思って見ていたのですが、最後の最後でぐっと考えることができない。
時間関係の問題を解いていて、60秒は1分、180秒は3分などは割とスラスラ解いていたものの、707秒を何分何秒かに直すときに、先に解いた問題の中に720秒が12分というものがあったので、それを見て720-707=13という計算をしているのが見えました。

まだ割り算を習い始めたところなので、707を60で割るということはできませんし、かけ算も60×12のようなものはまだ習っていませんから、答えを出すのは面倒で結構難しいことはわかっています。
それでも、720秒から引いて考えることに気づいたのはいい感じだなと思っていたのですが、初めに書かれた答えは11分13秒。次もまたおかしな答えを書き、そこで「ねえ、720から707を引いて13秒って自分で言ってたよね?なんとか7秒なのに、答えがなんとか3秒っておかしくない?」と声をかけて、ようやくもうひと段階ぐっと考えたようで、やっと正しい答えに辿り着きました。
しかし、3456秒も3600秒を利用して解こうとしたところ、やはり最後がなんとか6秒ではない答えを書き、二度ほど考え直して正解になりました。

せっかく工夫したり、面倒でも自分でわかる方法で考えて、かなりいいところまで辿り着いているにも関わらず、やはり「速く答えなくては」という経験が癖づいていて、最後にあとひと段階ぐっと詰める感じが足りないのが現状です。
こんな風になっているのは、これまでその子を指導してきた大人の責任が大きいはずですから、本当に気の毒で申し訳ない気持ちになりますが、変化し始めてるので、なんとか頑張ってもらおうと思っています。

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