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2017年5月31日 (水)

イメージできれば簡単になる。

子ども達とレッスンをしている中で、結構苦労する子が多いところに、四則混合計算の虫食い算があります。
もちろん、その課題に取り組む時期がまだ3年生とかで、学校では九九の範囲でできる割り算すらも習っていないぐらいの時期というようなことも関係しているのだと思います。

きっと、学年が上がって掛け算や割り算の計算もスラスラできるようになってからなら、そこまで苦労しないのではと思いますが、教室でそれぞれの子の様子を見ながら、なんとかできるのではないかと思えばやってみてもらうことになるので、四則混合計算にもまだ慣れていない段階での虫食いは、やはり結構大変そうな子もいます。

どこから逆算するか、更にはどこからするかはわかっても、暗算するには大変な計算をしなくてはいけなかったり、逆算なので、引くべきところを足してしまったり、割るべきところを掛けてしまったりというようなことが起きたりすることがあるのです。

ですが、そんなときも、図を描いて見せると何をすればよいかすぐわかることも少なくありません。
例えば、□÷4-12=24のような問題で困っている子がいれば、÷と-はどちらを先に計算するかを尋ねます。
すると、それはほぼみんな間違えずに÷が先だと答えますので、□÷4の部分を隠して、「-12=24」を見せながら、12引いたら24になったってことは、隠しているところがいくつになるのか尋ねます。そこで36という答えが出せたら、□÷4=36になるようにすればいいということになるわけです。

しかし、この問題の□を9と答えてしまう子が結構いるのです。9×4=36が思い浮んでしまうことや、36×4はちょっと計算が大変などの理由があるのだろうと思いますが、そんなときには紙に大きめの□を1つ描いて、その□を四等分してから、そのうちの1つに36と描いて見せます。
すると、その後はみんな何も言わなくても何をすればいいのか気づいてくれます。

□×3=75のようなものなら、□を3つ描いて、それを指しながら、これで75になるってことよね?などと言えば、また何をすればいいか説明する必要はなくなります。

もちろん、こういうときは掛ければいい、こういうときは割ればいいなどとテクニック的に教えることも可能ですが、その場合、わり算だと□が前にあるか後ろにあるかで掛けるか割るかが変わってきますし、テクニックとして覚えたことは忘れることも少なくありません。
ですから、まだ学校で習うよりずっと早い段階で学習する際には、どうすれば考えられるかということをわかってもらう方が大事だと思うのです。

そして、図を描けば何をすればいいか考えられるというのも大事なことです。
算数の多くは図に表すことができれば半分以上解けたようなものと言えなくはないと思っています。
ですので、やり方を教えるのではなく、やり方を忘れてしまっても(もしくは、もともと覚えていなくても)どうすれば考えられるかをわかってもらうことが、小さな子ども達にとってはとてもとても大事なことなのだろうと思います。

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