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2017年5月27日 (土)

これって普通なのかな?

今日の年長さんとのレッスンで、ちょっと驚くことがありました。
教室では、できるだけこちらから説明をするのではなく、子ども自身に気付いてもらえるように心掛けているのですが、3つの数の計算で、まず、たし算はどんな順番でしても答えが変わらないということをわかってもらうために用意したプリントがありました。
プリントをする前に、3つのサイコロを転がし、サイコロの目を「2と4と1」のように、何が出たか答えてもらい、何度かそのやり取りをした後、3つの数のたし算(答えが10までのもの)をしてもらうことにしました。

自分でも、サイコロを転がしながら、ああ、小さいうちにこうやって見せれば、どんな順番で足しても答えが同じということは理屈抜きに理解できるよな~と、改めて思ったのですが、まずは3つのサイコロの目のような図が描かれたプリントを見て、それに合う式と答えを書いてもらった後、2と3と4の目を「2、3、4」や「3、4、2」「2、4、3」のように、順を入れかえて並べた図がずらりと並んだプリントを出し、まず同じようにしてもらってから、出てくる3つの数が同じだということを確認し、順番が変わっても答えが変わらないことを確認するつもりだったのですが、プリントに描かれた図を全部見てすぐに「これ、全部おんなじ!」と言うのです。「おんなじってどういうこと?」と尋ねると、うまく説明はできないものの、言っていることは3つの数が全部同じだから答えも同じというところまで言っているようです。

私が何にも言わなくても、プリントの図を見ただけで同じ3つの数が並んでいると気づき、その上、全部同じ数だから1つ答えがわかったら全部同じ答えだから簡単だというようなことまでニコニコしながら言うのを見て、本当に感心してしまいました。

実はこのプリントは自分で作ったもので、これまで使っていた教材では幼児さんに順を入れかえても答えが変わらないということに気付かせるところまでのものはなかったので、私としては十数年目にして初めての経験だったかもしれません。
なので、他の幼児さんでも結構気づくのが普通なのか、この子の感覚が素晴らしいのかはまだわからないのですが、とにかくあっという間だったので本当にびっくりしました。

子どもの力はしばしば、大人が想像しているより遥かに素晴らしいと感じる出来事があるのですが、これもそんな出来事のひとつでした。


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