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2017年4月 5日 (水)

理解した瞬間

子ども達とレッスンをしながら、ふと思うことがあります。
今日のレッスンでも、本来のその子ならできるはずなんだけどなという問題で苦戦していた子が、何度か声掛けをしていると、ある瞬間ぱっと表情が変わり、動き出すということが何度か続きました。

春休みは学校の宿題がない子がほとんどのようで、うちのレッスンも先週が5週目でお休みだった子も多いので、そのせいか、お休みボケしている感じの子もちらほら見受けられます。
今日のその子もなんとなくそんな感じかなぁという様子でしたが、問題に向き合っているとき、声を掛けながらもその子の表情を見ていると、まだぴんと来ていないなというときと、ああ、どうやらわかったみたいだなというときとでは、明らかな表情の変化があるのです。
そして、どうやらわかったみたいだなとなったときには、もう何も言わず、ただ待つだけです。

家庭教師のアルバイトをしていた頃や塾講師をしていた頃など、恐らく私も何度となく「わかった?」とか「わかりましたか?」とか子どもに尋ねていたような気がします。
ですが、子ども達の表情を見ながら、小出しに手助けをするようになって以来、その質問をする必要がなくなりました。
むしろ、子どもが「わかった」と口にしても、これはまだちゃんとわかっていない気がするなと感じることもあります。

まあ、稀に表情を見ていてもわかったのかわかってないのかはっきりしない子もいるのですが、そんな子もある程度付き合いが長くなってくると、不機嫌そうだったのがほんの少し和らぐとか、表情は変わらないけどゆっくり動き出すとか、何らかの変化があるものです。

学校や一斉指導の塾などのように、一度に指導する子どもの人数が多いと、ひとりひとりの表情を見ながらというのはなかなか難しいだろうとは思いますが、おうちでお子さんが宿題などに取り組んでいるときであれば、おうちの方がお子さんの表情を見て、どんな顔のときにはわかっていなくて、どんな顔になったらわかっているのかを見分けられるようになることはできるのではないかと思います。
理解した瞬間の表情は見ていて感動することもありますし、こちらも嬉しくなったりもします。
もしそんな表情、あまり見たことがないなとお感じの方がおられたら、それはもしかするとお子さんがじっくり考える時間をまだ十分待っておられないのかもしれません。
素敵な表情ですから、是非保護者の皆さんにも見て頂けたらなと思います。

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