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2017年4月28日 (金)

面白いお話

この春から中学生になった子のおうちの方から、ちょっと面白いお話を伺いました。
その子とのお付き合いは1年ほどだったのですが、電車で通ってくれていたことや、うちでは数学と国語しか見られないことやで、中学に上がる時点でお別れになりました。

通ってくれるようになった当初は、新人さんの多くに見られる、習ったことを思い出して当てはめて解こうとするようなところが見受けられ、なぜそうするのかまでは考えていないものも少なくない印象でした。
ですが、もともとおうちの方が、じっくり考えることが大事だと考えておられたことがよかったのだと思いますが、既に高学年だったことを考えると、かなり早く変化が見え始め、随分と手が自然と動くようになり、絵や図を描いたり、あれこれ試行錯誤したりできるようになりました。

その状態になってからもしばらく一緒にレッスンさせてもらえたので、お別れは寂しいものの、1年ほどでここまで変化すれば、中学に行ってもちょっと安心かなと思えました。
その子のおうちの方が近況の一つとして教えてくださったお話がちょっと面白いものでした。

学校である詩を習い、その中で対比を読み取るというものがあったそうなのですが、この対比になっているものは何かと問われ、クラスの中で一番に答えが分かったのだそうです。で、なぜわかったかの理由が算数の割合を求めるときの考えが役に立ったからと言ったそうです。

へ??どういうこと??

本人に聞いたわけではなく、おうちの方も今ひとつよくわからないとおっしゃっていましたが、その後ちょっと考えてみたところ、もしかすると比(1:3=4:12のような…。)のことを言っているのかな?と思いました。
真実はわかりませんが、とにかく、その子には算数の学びが国語の対比を考えるときに役に立ったということなのでしょう。

なんだか面白いなと思いましたが、一方で、うちの教室では意味も分からずとりあえず当てはめるとか、やり方を覚えさせるとかいうことはさせないので、子ども達はしょっちゅう「なんで?」「どうしてそうなるの?」と、理由を尋ねられたり、説明を求められたりしますから、それに慣れた子にとっては、詩を読みながら、朝と夜、大人と子どもなど、並んでいる言葉を見ながら、これがこうなるなら、これはどうなるかな?と、そんなふうに自然と考えられたということなのかもしれません。
もしそうなら、それはとても嬉しくて、素敵なことだなと思います。

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