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2017年3月 2日 (木)

頭の中

小さい子達とレッスンをしていると、時々どこかにはまり込んでおかしくなってしまう状態に遭遇します。

今日のレッスンでは100までの繰り下がりのあるひき算の学習をしていた子が、どこかにはまり込んで抜け出せなくなってしまいました。
数の学習をする際、10をあらわす教具は細長いので1本、2本と数えるのですが、この学習の途中で、例えば「10が5本でいくつ?」と尋ねると「50本」と答えてしまうようなことがあります。
1本で10、2本で20と再度確認をすれば、すんなり答えられるようになる子もいますが、どこかにはまり込むと色んなことがごちゃごちゃになる子もいます。

今日の子は最初のうちは大丈夫だったのですが、途中、問題も少し難しくなり、脳も疲れてきていたのか、10が4本で「40本」と答えたので、「4本なのに40本?4本でいくつ?」と尋ねても抜け出せなくなり、そのとき考えてもらっていた問題は73-33だったのですが、どんどん迷走し始めました。

教具を見せたときにはすんなり考えられていたので、どうすれば抜け出せるかなとあれこれアプローチをしたものの、なかなか手ごわい状態。そこで、一旦数の教具から離れて、鉛筆7本と消しゴム3個を机に出して、そこから鉛筆3本と消しゴム3個取ったらどうなるかを尋ねました。

すると、おかしくなっているので、それすらすんなりとはいかなかったものの、なんとか「鉛筆3本になる」と答えてくれたので、「そうよね?3本よね?鉛筆4本取ったら30本にはならないよね?」と、これで「ああ!」と言ってもらえるかと思って、そう言ったのですが、「鉛筆40本?」と、なぜか鉛筆の数が変わりました!!

一所懸命に何かを考えているようだということは伝わってきていたので、その子の頭の中で一体どんな思考がなされているのか、本当に見てみたいと思いましたが、最終的には何とか抜け出すことができ、ホッとしました。

次回のレッスンはどうなるか、ドキドキしますが、楽しみでもあります。

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