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2017年3月13日 (月)

宿題

このところ、宿題のことでご家庭でお母さまがご苦労されているというお話を何度か伺いました。
最近の自分は、今日こそは帰ったらここまで仕事を終わらせて…と思いながら帰っても、それが予定通りできたためしがなく、そのたび自己嫌悪にも陥り、自信を喪失しながら出勤するということを、何度も繰り返しているため、教室でがとてもがんばっている子でも、家に帰ると宿題ががんばれない気持ちは結構理解できるという、いいのかどうかわからない心境なのですが、そもそも、宿題は本当にしなくてはいけないものなのだろうかと、根本的な疑問を感じ始めました。

もちろん、宿題を喜んでやる子はそれでいいと思うのですが、そして、人間はすぐに忘れる生き物だから、習ったことをおさらいせずに数日過ごすと、忘れてしまって次のときにはまた0に戻ってしまうというようなこともあり得るとも思うのですが、別の研究では、嫌々やったものはなかなか脳に定着しない、覚えられないとも言われていて、それは実際あるだろうなというのも経験上感じるわけです。

だとすれば、お母さまなどがおうちで苦労されて、怒りたくもないのに怒ったりすることさえあって、そんな状態で気乗りしないのに嫌々宿題をした場合と、嫌だったからしなかった場合と、次のときにどれだけ差があるのかというのもちょっと気になるなぁと。

そして、そもそもうちの教室では機械的に覚えさせることはありませんから、宿題をしなかったからといって、真っ白になるということがあるのだろうかと(過去の経験では、かけ算やわり算の筆算などの場合に書き方のルールを忘れてしまって、それでも答えは出せるというようなことはありましたが)、それも気になり始めました。

もちろん、皆さんの大事なお子さんで実験をしてみることはできないのですが、嫌々形だけやる宿題であれば、やらないのとさほど差はないのではと思えてきました。
この春から少しずつ、小さい子達の教材を変更していくことになるので、宿題についてもどんな形にするのがいいか、ちょっと考えてみようと思いますが、少なくともご家庭で親子関係が険悪になるぐらいなら、うちの教室の宿題はさせなくても、そのしなかったものをそのままお子さんに持たせて頂けば、こちらでお子さんとお話させてもらいますので、どうぞよろしくお願いいたします。

あと、気乗りしないときには、子どもに限らず大人でも、最初に取り掛かるのが最もエネルギーが必要だそうですから、プリント1枚ではなく、プリントの最初の1問だけやってみるよう促してもらって、本当に嫌だったら1問でやめてもいいというようにしてみると、やってみたらもうちょっとやってもいいかなとハードルが下がる場合もあるかもしれません。(それも実際、そういう研究もあるようですし、自分の経験上も言えるような気がします。)

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