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2017年3月10日 (金)

漫才のような。

子ども達とレッスンをしていると、しばしば新鮮な気分になったり、しみじみ感心したり、感動したりすることも多いのですが、思いがけない反応に大笑いしてしまうこともあります。

今日のあるレッスンでは、このところ誰かが代わる代わる不調だった子達が、久しぶりにみんな結構いい感じでレッスンが進み、終盤になって、前回絶不調だった子がそのときには直しをするのも嫌がってどうにもならなかったので保留にした問題を再度一緒にすることにしました。

それは国語の問題だったのですが、読点の位置で文の意味が変わるということを理解する問題で、3つの絵に対して、それぞれどこに読点を打てば正しく意味が通じるかを問うものでした。
その絵というのが、私と妹とお母さんがいて、花模様のバッグがあり、妹とお母さんに私がバッグをあげているものと、お母さんに私と妹があげているもの、また、その花模様のバッグは花模様が大きいものとバッグ自体が大きいものとがありました。

「私は妹とお母さんに」のどこに読点を打つかが1つ、「大きな花模様のバッグ」のどこに読点を打つかがもうひとつという問題だったわけですが、バッグの方の読点についてなんだかめちゃくちゃに適当に打とうとするので、「待って待って、この絵とこの絵は何が違うの?こっちは何が大きくて、こっちは何が大きいの?」と尋ねたところ、「え?こっちはバッグが大きい。こっちは小さい。」と答えます。
「問題の中に「小さい」はないでしょ?こっちはバッグが大きいのよね?じゃあこっちは何が大きいの?」と花模様が大きい方のバッグを指して尋ねても、また迷いなく「バッグが小さい!」との答えが。

「ねえ、待ってよ。小さいって書いてある?何かが大きいのよ?」と言っていると、同じ学年で隣でレッスンをしていた子が問題を見てきたので、「じゃあ一緒に見てくれる?こっちはバッグが大きいのよね?で、こっちは何が大きい?」と、隣の子が救い出してくれるかも…と思って尋ねた瞬間、2人して躊躇うことなく、「バッグが小さい!」

漫才か!!(笑)

もうレッスンも終わりに近かったのでお迎えに来られていた保護者の方が、私と子ども達とのやり取りを聞いて、最後のとどめの2人して「バッグが小さい!」と言った瞬間、くすっと笑われたほどでした。

この子達に限らず、何か思い込んでしまうと、そこからなかなか離れられなくなることは小さい子達には結構よくあることですが、本当にみんなが色々新しい経験をさせてくれるので、幸せなことだなぁと思います。

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