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2017年1月18日 (水)

できると好きは違うんだなぁ

小学生の頃から通ってくれていて、今は中1になる女の子がいます。
彼女とは小学生の頃は算数を、そして今は数学を一緒にしていますが、小学生の頃も結構よくできていました。
それでも本人は算数や数学はあまり好きではないそうで、問題を考えているときにしばしば、なんでそこまで?というほど仏頂面になったりします。

今日のレッスンでも、なんだかふてくされているような表情で連立方程式の利用の問題を考えていました。
キライだとかめんどくさいとか言いながらも、ほとんど説明なしに式を作っていきます。
そして、連立方程式の利用の中でひとつのパターンでもある、生徒数の増減に関する問題を考えることになりました。
その問題も式はほぼ手助けすることなしに作ってしまったので、では解いてみてと言って、答えを書き終わるのを待っていました。
その問題というのが、昨年の男子生徒、女子生徒をそれぞれx、yと置かなければ式が作りづらいものの、問われているのは今年の生徒数であるため、x、yを解いた後、更に計算をせねばならないというものです。
この類の問題を初めてする子は、たとえ数学が得意な子であっても、しばしばx、yで出てきた数をそのまま答えてしまうということが起こります。
この子は数学が好きではないとはっきり言っている上、ちっとも楽しくなさそうに取り組んでいるので、ひっかかるんじゃないかなと思って見ていたのですが、何事もなく、当然のように、出た答えを更に計算し、きちんと今年の生徒数を答えました。

この問題、昨年の生徒数をそのまま答えてしまうというパターンはかなりありますが、そうでない場合、問われているのが今年の生徒数なので、今年の男子生徒、女子生徒をx、yにして式を作ろうとして悩む子もいるわけです。
しかし、彼女は私が何も言わなかったのに、昨年の男子生徒、女子生徒をx人、y人とするということを書いており、式もきちんと作った上で、問われている今年の生徒数を答えたのです。

それを見届けてから、「すごいなぁ。ひっかからんかったね。それ、そのまま答える子多いのに。」と言ったのですが、嬉しそうにすることもなく、相変わらず楽しそうにも見えず…。(苦笑)

こんなにしっかり考えることができても好きではないんだなぁというか、好きでもないのにこんなにしっかり考えられるんだなぁと、そのことに感心しつつ、改めて、できると好きは別物なんだなぁと、彼女を見ているとしみじみ感じるのでした。

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