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2017年1月23日 (月)

諦めるか苦行に耐えるか。

私は算数や数学は好きですが、空間図形などの問題に関しては、残念ながら持って生まれた能力があまりないので、展開図を組み立てたり、図形を回転させたり、切り開いたりなどの作業を脳内でイメージすることはとても苦手です。
苦手であっても、これまでに実際に見たことがあるものや、経験から想像できるものなどは、ある程度考えることができますが、子ども達を見ていても、そういう能力に長けた子達は、理屈抜きに頭の中でイメージし、操作できるようですから、それに関しての能力差はとても越えられない高い高い壁があるように感じます。

そんな私は、中学受験のある程度以上のレベルの問題や、高校受験の中堅や難関校、特に男子校などの図形問題になると、これまで出合ったことがあるようなものでなければ、紙の上だけで解くのはお手上げになってしまうことも少なからずあります。
事前に予習をするので、その段階では経験したことがないものは実際に紙を切ったり、物を使って動かしてみたりして確かめられるものは確かめ、それをしたことによってようやく、「どう考えればいいのか」を考えることができるようになります。

つまり、私のようなタイプの子(主には女の子に多いようですが。)が図形の問題、特に移動などを伴う問題を入試など時間も使えるものも限られた場で解かなくてはならない場合、その分野は諦めて他の分野でより確実に得点できるように努力するか、1問でも多く、あるとあらゆる図形の問題を試験までに大量にこなし、経験を蓄積させるかのどちらかの判断が、ある程度の段階で必要になってくるのだろうなと。

まあ、詰まるところ、大手の十学受験塾などが膨大な量の問題をこなすことを求めるのは、見たことがない問題を極力排除する目的と、本当にあれだけの量を全てこなす力があれば、勉強が苦手な子でもそれなりに試験では得点できるようになるよという目安のようなものなのかもしれないなと思います。

とすれば、例えば空間認知の能力が高い子は初見でも脳内でイメージできる可能性が高いということであれば、そういう子達はその分野はピックアップして問題に取り組むだけでいいでしょうし、私のようにその分野は苦手だとわかっていれば、その分野の出題の配点が少ない学校を選ぶか、その分野を諦める代わりにほかの何でその分の得点をカバーするかを考えるなどの事前の計画もできるのではないかと思います。

算数に関しては恐らくその分野が一番能力差が出るところなのではないかなという気もしますので、苦手なのにそこに時間を注ぎ込むのがいいのか、苦手なら最低限できそうなものは手を付ける代わりにほかの何に時間を注ぎ込むかを考えるのがいいのか、それは塾ではなく、ご家庭で考える必要があるところなのかもしれないなと、難関校の数学の入試問題集を見ながら感じました。

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