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2017年1月11日 (水)

意識するかどうか

ここ最近、もうかなりいい歳になっていながら、え?そうだったの??ずっと勘違いしてた!とか、へぇ~、考えたことなかったわ!とか感じることが続いています。

こんな告白をするのは、どんだけ物知らずなんだと思われそうで、なかなか恥ずかしいものがありますが、ひとつは「おかしらつき」。
多分物心ついた頃には既にその言葉は知っており、またそれがどういうものを指しているのかもわかっていたのではないかと思います。
しかし、つい先日SNSで友人が「尾頭付きやん!」と書いているのを目にし、え?変換ミス??と思いながらも、生まれて初めて調べてみたところ、「おかしらつき」は「尾」と「頭」両方が付いているという意味だったのだと、生まれて初めて知りました。

耳から聞き覚え、「おかしら」というのは頭に接頭語の「御」をつけて丁寧な表現にしているのだと、ずっと信じて疑ったことがなく、そもそも、頭を落としてないのに尾だけ落としているという魚を見たこともなく、尾さえも重要だとは思いが及ばなかったということもあって、ずっと調べることもなかったわけです。

またつい先日は「いっしそうでん」という言葉を耳にして、もちろんその言葉はこれまでにも何度も聞いたことがあり、書物などに書き残すとかではなく、師匠が直々に弟子や子に教え伝えるというようなことだというのもわかっていましたが、その日はそれを聞いた瞬間、ああ!と思いました。そうか「一子」なのか!と。(汗)
耳から入ってきても、興味がなかったりすると、そのまま聞き流してしまい、それ以上深めようとすることもなく、その後学校などで習う機会がなければ、そうやって勘違いしたまま、気づかぬまま過ごしていることは少なくないのかもしれません。

更には今日、難関中学校の入試問題集の問題を見ていて、同じ大きさの円が2つあり、1つは固定して動かず、もう1つはその周りに沿って回転していくというようなものだったのですが、円に沿って、固定してある円のまわりを1周する間に動かすほうの円は何回転するかという問題がありました。
何度も言うように、図形に関しては頭に思い浮かべて操作することは苦手な脳なので、過去の経験と自分の想像できる範囲でしか考えられないため、周の長さが同じなんだったら、1周する間ということは回転する方の円も円周1周がくっついて動くんだから1回転でしょ?違うの??と咄嗟に思いました。

でも、そんな簡単な問題ではないような気がして考え始めたのですが、長さが同じなんだから…というところからなかなか抜け出せず、解説を読んでもどうしてそうなるのか納得がいかず、実際に円形の紙を使って確かめてみました。
すると、確かにそうなることはわかったのですが、どうしてなのかまだ納得がいきません。
その後ぼんやり考え続けていた結果、きっとこういうことなんだろうなということには行きつきましたが、例えば、私のように図形に関して頭の中で操作することがあまりできない子が試験でこの問題に行き当った場合、それまでに実際に経験していなければ解くことは難しいだろうと思います。
大手の受験塾などではそういうことにならないよう、膨大な量の問題を片っ端からパターン化して扱う傾向があるようですが、それは子ども達にとって負担があまりにも大きいのも事実です。

ですが、例えば小さいうちに遊びを通して、積み木や折り紙、ブロックなど色々な物で形に親しみ、実際に手で動かしてみたりという経験をしている子であれば、元々苦手であっても、ある程度までイメージできるようになるように思います。それは問題集で大量に問題をこなすより、遥かに生きた力になるのではないかと。

自分が興味のないことに興味を持つよう努力するのはなかなか難しいことでもありますが、色々なことに興味を持ち、なんでかな?なんだろうな?と引っかかる気持ち、そして、その引っかかりを解決する経験は、勉強にとどまらず、生きていく上でも大事な大きな力になるのではないかなと思います。

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