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2017年1月26日 (木)

中にいると気づかないのかも

去年の秋頃だったか、もう少し前かに教室の近所に食パン専門店ができました。
お近くの方はご存知ではないかと思いますが、元は不動産仲介の店舗が入っていたところに、記憶にある限りでは恐らく内装はほぼ何も触らず、看板だけを付け替えてのオープンでした。
ですが、そこで作っているわけではないだろうなという感じのお店で、その上、食パン1種類のみの扱い。それをシルバーのメタルラックに並べて売っているような感じで、なんというのか、無機質な印象の店舗に並んだ食パンにはあまりそそられませんでした。

最初は1本売りしかなかったので、ひとりの私は美味しく食べきれる量ではないしなと思って買えずにいましたが、そのうち0.5斤でも売るようになったので、一度だけ買ったことがありました。
いいものを使って作ってあるそうなので、もちろん美味しかったのですが、そのお値段なら美味しくて当然よねという程度のお値段でしたし、お気に入りの食パンはそれよりはお手頃なのに同等かそれ以上に美味しいので、二度目を買うことはありませんでした。

その後、陳列を少し変えたり、お店の前に立て看板を出したり、お店の方が店頭に立って声をかけたり、試食を用意したりと、あれこれ工夫しておられるようでしたが、通るたび、なんだか親しみも感じないし、食べ物を扱っているお店って感じじゃないし、なんだろなぁ…とモヤモヤしていました。

すると、つい数日前、シャッターに閉店のお知らせが貼られていました。
どうやらずっと苦戦していたようですね。

で、今日のレッスンでお子さんをお迎えに来られた保護者の方と少しお話をしていた時のそのお店の話になり、その方もお店の見た目に同じようなことを感じておられたことがわかりました。

私は知りませんでしたが、関西では高級食パンンがちょっとブームだそうで、だとすれば、売り方次第では何とかなったのではないかという気もしなくはありません。
食パンだけであれば、そこで焼いていますという飾らない店構えでも、「作っている感」が伝われば、それもありだと思いますし、そうでなければ、天然酵母やらなんやらを使ったこだわりの…というからには、木を使ったり、草花を飾ったり、色合いをもっとナチュラルにしたり(壁紙は白、ラックはシルバー、お店のカラーは山吹がかった黄色でした。)、何かもう少しできることはなかったのかなと。

ただ、お店の方たちは1本売りだったものを小分けでも売るようにしたり、最初は扱っていなかったジャムなども扱うようになったり、立て看板や試食用のパンを置いたりと、あれこれ考えておられたようですから、何も考えていなかったわけではないだろうとも思います。
でも、私もその保護者の方も同じような印象を持っていたわけですから、中にいるから気づけなかったことなのかもしれません。

そういう意味では、私もずっと自分で教室をしていて、最近はちょっとずつ教材も作ったりしていて、中にいるから見えていないことがあるのかもしれないと、少し不安になりました。
ご助言頂いても、その通りに変えられるかどうかはわかりませんが、保護者の皆さまで、もし何か気になっておられたり、ここをもう少しこうしたらどうかしらと思っておられたりすることがあれば、教えて頂けるとありがたいです。

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