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2017年1月30日 (月)

入試問題を見ながら

先日も少し書きましたが、このところ、難関中学や難関高校の算数・数学の問題をちょこちょこ見ています。
そして、そういう問題を見ていると、改めて感じることがあります。

いわゆる難関校、名門校といわれるような学校の、こんなの初見で解ける子なんているの?と思うような図形問題などを見ていると、要するに、そういう問題をどうにかして解くことができる子がほしいという意思表示なんだな、きっとと思うようになりました。

学校によって、男子校でも国語で長文で記述させる問題が多いような学校もあれば、女子校で面倒な計算問題などを多く出すような学校があったり、一見難しくても、閃くセンスがあるような子にはあっさり解けるんだろうなと思うような図形問題を出すような学校があったり・・・と、傾向が分かれたりしますよね。
それは結局、うちの学校にはこういうことができる子どもに来てほしいということなんだろうと。

で、何が言いたいかというと、もちろん一概には言えませんが、灘中など最難関の学校には、その学校の数学の入試問題を見て、初見でも何か糸口を見つけられるようなセンスがある子が進むのが幸せなんだろうなと。
そこまでのセンスがない、真面目な努力家タイプの子が、血のにじむような努力をして入試問題が解けるようになって、どうにか合格できたという子は、入ってからもずっと苦しい思いをするかもしれないなと。

もちろん、偏差値が高いとか、進学実績がいいとかそういうような理由ではなく、もっと何か熱い思いで絶対にその学校に行きたいのだと子ども自身が思っていて、その実現のために寝る間も惜しんで努力し続けて合格したというような場合は、努力も苦行にはならないでしょうし、入ってから努力を続けることも、楽しみを感じるかもしれませんので、あくまでも一般論ですが。

実際問題、長年子ども達と一緒に勉強をしている私は、灘中の算数で制限時間内に解いて合格点を取れるかどうか正直自信がありません。(灘高だと無理なんじゃないかと思います…。)
そんな問題を小6や中3で、限られた時間内で自力で解くことができるというのは、やはり努力だけでは補いきれないものがあるように思えるのです。
一番の悲劇はその子にとっては合わない学校、楽しく過ごせない学校に、必死で努力して入学してしまうことなのではないかと。

子どもの能力や成長スピードは本当に人それぞれですから、そのときその子にとってベストと思える選択をして、それぞれの子が充実した学校生活が送れる学校に進めるといいなと、入試のこの時期にしみじみ感じます。

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