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2017年1月14日 (土)

嬉しいと感じてもらいたい。

教室に来てくれる子は、算数が好きな子もいれば、そうでもない子、興味がない子と、色々な子がいます。
算数が好きな子に問題に取り組んでもらうのは容易いことですし、仮に算数が苦手であってもできるようになりたい、わかるようになりたいという気持ちがある子に取り組んでもらうこともさほど難しいことではありません。(苦手な子に算数ができるようになってもらうのはもちろん簡単ではありませんが。)

ですが、興味がない子、嫌いな子に楽しいと思ってもらうのはとても難しいことです。
嫌いでもできる子もいますし、興味がないけどとりあえず…という感じで取り組む子もいます。

ここ数年はそういう子に出会うことがありませんでしたが、以前にはどれだけ働きかけても考えることを面倒がり、やり方を教えてと言い続けた子や、考えずに適当に答えを書いてはこちらの顔をちらちら見てくる癖が抜けなかった子もいます。
そういう子には何度も話はしますが、どうしてもやり方を教わって、それを覚えて解くのがよければそういう塾や教室はたくさんあるから、おうちの方にお話ししてあげるよというような話をしたこともあります。

好き嫌いは理屈ではない面が多いように思うので、外的な働きかけで変えられるのは僅かなのではないかと思うのです。
ですから、好きになってもらえないとしても、うちに通ってもらうからには考えてわかったら気持ちいいとか嬉しいとか、そういう経験をしてもらえたらと思っています。そういう経験を積み重ねれば、少しでも好きになってもらえるかもしれませんし、楽しいと感じてもらえることもあるかもしれないからです。

年末に体験に来てくれて今日からレッスンが始まった低学年さんは、体験レッスンをさせてもらった限りでは結構よくできている印象でした。しかし、おうちの方のお話では取り組んでいても楽しくなさそうだということで、実際に体験レッスンをしている間も、確かに楽しくはなさそうだなという印象でした。
そして、今日のレッスンが始まっても、やはりできているのにほとんど表情が変わることもなく、笑顔がほとんど見られません。今日のレッスンはおさらいの内容だったこともあるのかもしれませんが、なんだか申し訳ない気持ちになるぐらいでした。

ですが、レッスン終盤にやってもらったある問題が、序盤にやったときには結構苦労して、間違いも多かったのに、あっという間にできた上、きちんと正解だったので、ちょっとびっくりして
「え?もうできたの?すごい、全部合ってるよ。めちゃくちゃ速かったよね?」
と、思ったままの言葉をかけました。
すると、今日のレッスンで初めてではないかと思うのですが、ほんの少し表情が緩んで嬉しそうに見えました。

個人的に、やる気にさせるために、思ってもないのに口先だけで褒めるということはできないので(そういうのは子どもはちゃんと見透かしていそうな気がするので。)、テクニック的に使うことはできませんが、すごいな、よくできるなと思うことを見つけたら、心からの言葉で褒めることで、算数がすきではない子でも少しは楽しいと感じてくれるようになるかもしれないなと。もっと意識していかなくてはと思いました。

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