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2017年1月16日 (月)

教材を作りながら

私はこれまで生きてきて、直接知人や友人でLGBTの悩みを相談されたり、告白されたりした経験がありません。

ですので、算数の問題を読んでいて、男子女子という表記があっても特に意識することもありませんでしたし、教室で取り組んでもらう問題の中に、表を作るような問題が出てきて、子どもによっては男子と女子が重なるような表(本来は大人・こどもと男女の区別がある表で大人の男、男の子というような区別をするものなのですが、表の作り方に迷って、大人の子ども、男子で女子というような表を作ってしまう子がいるのです。)を作っているのを見ると、軽い気持ちで「男子と女子が重なるって、男女?女男?何それ?」みたいなツッコミをしていたこともありました。

ですが、今日教材を作っていてふと、もしかするとこんな何でもない男子、女子の表記さえ、自分はどっちなんだろうと悩んでいるような子にとっては心を痛めるものなのかもしれないなと、ふと思いました。

また、家族調べというような問題で家族の人数などについてグラフを作るような問題も、親を亡くした子や何らかの事情で親と離れて暮らしているような子は、問題を見ながらちくっと心が痛んだりすることもあるのかもしれないなと思ったりもしました。

もちろん、誰も傷つけないように言葉や表現に気をつけるというのには限界があるでしょうし、少なくとも今の日本では小学校・中学校などは男女の区別はつけられているのが当たり前でしょうから、そこまで気にする必要もないのかもしれません。
ただ、そういうことに気づく、意識するのと、全く気付かず、意識もしないのとでは、何か違うかもしれないとも思いました。

自分の中にある常識は時に少数派の誰かを知らず知らずのうちに差別していることもあるのかもしれない。
そんな何かに気づいたら少しずつでも変わっていけたらいいなと思います。

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