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2016年12月 2日 (金)

嬉しいお知らせ

今日は保護者の方から思いがけないメールを頂きました。
その子は元々算数はよくできる子なのですが、成長し、ほかにも色々忙しくなり、今週はレッスンに来る前、ちょっと来るのを渋っていたそうです。
レッスンではそんな様子は見せなかったので気づきませんでしたが、その子が帰ってから楽しかったと言ったそうです。

そこで、行く前には渋っていたのに何が楽しかったのだろうと思って、尋ねられたところ、その子はこんな風に答えたのだそうです。

「あとちょっとでわかりそうでも先生は教えてくれへんやん。でもそれが解けた時、凄い爽快やねん!それがたまらんわ。」

この子は私とのレッスンに慣れてもおり、元々算数系が好きだということもあると思います。
それに、子どもがどうしたらいいのかわからないのをそのまま放置しているわけではもちろんありませんが、その加減もなかなか難しく、時には助けが足らなかったり、助け過ぎたりということが、どの子に対してもあるようにも思います。

でも、この子にはとりあえず今の加減でちょうどいいということなんだろうと思いますし、その結果、やり方を教えない、質問に簡単に答えない、そういうことでその子自身が爽快感や達成感、満足感を感じてくれているというお知らせは、私にとって何より嬉しいお知らせでした。

今日のレッスンで小さい女の子が、自分が気乗りしない問題をよく考えずに適当に答えを書いてはこちらを見てくるということがありましたが、そんなことをしてマルをもらっても、その子はポジティブな感情は何一つ抱くことはないはずです。
イヤな問題がとりあえず片付いたという意味では気持ち的には喜ばしいと言えるのかもしれませんが、爽快感、達成感、満足感、何一つ得ることはないでしょう。
そんな勉強はいくら続けても、決して「もっとやりたい」、「がんばろう」というような原動力にはなりません。

どの子にも「やった、できた!」という感覚を味わってほしい、それを積み重ねてほしいと思っていますが、算数が好きではない子、キライな内容の学習のときなどには、なかなか思うようにいきません。
日々、それをもどかしく感じながらも、反省しつつがんばっていくしかないんだろうなと思っています。

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