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2016年12月 5日 (月)

経験は大事

今日は振替で高校生の子のレッスンがありました。
試験前ということで試験範囲の復習をしていたのですが、今回の範囲には空間図形に関する内容があり、その子もあまり得意ではなく、私も頭の中で思い浮かべて操作するのはかなり苦手。
正四面体や正八面体の中に各面に接するように球を入れて、その内接球の半径を求めるという問題があったのですが、イメージしようとしても、見えないものは見えません。
やり方を覚えさせるにしても、同じ問題が出なければ、見えていないわけですから、やはり応用はできません。

試験直前とはいえ、範囲が狭く、また、そのほかのところはほぼ理解できているようだったので、これは実際に何とか見せるしかないなと、空間図形も作ることができるマグネットプレートを使って正四面体や正八面体を実際に作り、向きを変えたり、1面外して中を見せたり、ぴったりのサイズとはいきませんでしたが、中にボールを入れたりしながら、一緒にあれこれ考えてみました。
実際に見ること、触ることで気づくことがあり、立体の向きを変えればかなり簡単に感じられるものがあったり、少なくとも目の前で見える状態にしたことにより、私もその子も、ああ、そういうことか!と気づけるところが多くありました。

たとえイメージすることが苦手でも、見たことがあるものは思い出せる可能性は高まります。
でも、苦手な子に具体物を見せずにやり方だけを教え続けても、同じ問題が出なければ解くことはできないかもしれませんし、機械的に覚えた場合、思い出すのもなかなか困難でしょう。

それを思えば、特に空間認知の能力は小さい頃から遊びなどを通して、色々な形のものを作ったり、作ったものを開いたり、どこかで切り分けたり、色々な方向から見たりと、そういう経験は、図形が苦手な子であればあるほど重要になるのではないかと思います。
嫌がるのを無理矢理やらせることはお勧めしませんが、楽しんでできるのであれば、お勉強ということではなく、あくまでも遊び感覚で、小さいうちに積極的に形遊びなどを取り入れておくと、成長していくにつれ、色々なところで役に立つのではないかと思います。

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