« もしかすると・・・。 | トップページ | 感動する瞬間 »

2016年11月 8日 (火)

子どもって面白い

今日の1年生さんとのレッスンでのこと。
算数のレッスンではあるのですが、漢数字を学習するところがあったので、学校でどこまで習ったか確認したところ、十までは習ったけど、百はまだ習っていないとの答えが。

これまでそれを一緒に学習した子達の中に、同じように百はまだ習っていないものの、白の字は習ったという子がいたので、確認のため言ってみました。

「ここ、白って字だけど、白はもう習った?」

するときっぱりと「習ってない。」との答えが。
習っていないならいいよと言ってから、百の「白」の部分をくるっと囲むようにして、ここは白っていう漢字なのだということをもう一度伝えました。

それからひと呼吸ほどあって、その子の口から思いがけない言葉が出ました。

「あ、百って、ここが一でここが白って字や!」

自分で発見したのだという表情で、ちょっと自慢気な感じさえ漂わせながら言うその子に驚きつつ、「いや、だから今、ここは白って字だって言ったよね?」というと、そんなこと言ったっけというような表情。「そしたら、習ってないって言ったよね?」と尋ねると、「言ってない。」と。

その時、次のレッスンの中学生が早目に来て、問題を解き始めていたので、「今聞いてた?」と尋ねると、笑いながら「うん、習ってないって言ってた。」と。

そう言われてもなんだか納得いかない様子の1年生さん。
そして、更にその子が言ったのは、「学校ではまだ習ってないもん。」という言葉。

そうか、私が習った?と聞いたのは、学校で習ったかどうかだと思ったんだなということはわかりましたが、それはそうだとしても、ここは白っていう字だと言った私の言葉は一体どこに行ってしまったんだろうと、なんとも不思議な気持ちになりました。

でも、その子の表情を見ていたら、きっと私が話しかけていたときには、私はその子を見ていたものの、その子の頭の中では何か違うことを考えていたということなんだろうなと。
マンツーマンの状態でこっちを向いているからと言って聞いているとは限らないということを、改めて気づかされた出来事にもなりました。

|

« もしかすると・・・。 | トップページ | 感動する瞬間 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 子どもって面白い:

« もしかすると・・・。 | トップページ | 感動する瞬間 »