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2016年11月10日 (木)

ホントにみんなそれぞれ違うなぁ

今更改めていうことでもないのですが、子ども達はホントにみんなそれぞれ違うなぁと感じます。
大人の常識(というのもまた曖昧ではありますが)からすると、当然そんなの簡単でしょ?と思うようなことでも、とても難しく思う子もいますし、どんな問題でも最初の理解に時間がかかる代わりに、きちんと理解すれば定着度はかなり高いというような子がいたり、ほとんど何も言っていないのに、なんでそんなことまでわかるの?と驚かされるような子がいたりします。

算数が苦手な子であっても、その「苦手」に色々あって、数量感覚が伴っていないと感じる子がいたり、図形だけが極端に苦手な子がいたり、図形はかなりできるのに計算になると苦戦するような子がいたり、これまたそれぞれ違います。

そんな、みんな違うそれぞれの子達に、できるだけ本当に「わかった」と感じてもらえるように、いつもあれこれ試行錯誤をするのですが、後になって反省することがあるのは、このぐらいは誰でもわかるだろうと思うものに対して、想定外の突拍子もないような答えが返ってきたときに、「え?なんで?!」と驚いてしまうことで、子どもによっては責められていると感じることもあるだろうなと。

今日のレッスンでも、算数が今のところ全般に苦戦気味の低学年さんが、その子なりに一所懸命やっているのだとは思うのですが、図に描かれた線(正方形の左下の頂点から上の辺の中点に向かって線が引かれていたのですが)と同じ線が、与えられた図の中にあるか尋ねたところ、頂点から出てもおらず、位置だけではなく、線の長さも傾き具合もかなり違う線を指して、これだと言いました。
それを見て、さすがにそれは一緒には見えないだろうとの驚きがあったため、「え?それとこれ同じ長さに見える?」と言ってしまったのですが、数量感覚が乏しい子、身に付きづらい子などの中には、見た目での長さなどの比較自体が難しい子もいるのかもしれないと、言ってしまった後で気づきました。

実際、お手本に合うように積み木や色板を置いてみましょうというような問題をやってもらうと、子どもによっては最初のうち、どう見てもそれは絶対そこには合わないでしょ…と思うような形を置こうとする子もいますし、一度置いてダメだったのに、そこにまた二度、三度と同じものを置いてしまうような子もいます。
角の大きさだけは合っていても、辺の長さなどが合っておらず、それを置いてしまうとほかがうまく置けそうにないと見ただけでわかるようなものでも、苦手な子の中にはそれに気づくことができない子がいます。(もちろん、そういう子達も、繰り返すことでだんだんできるように、気づけるようになっていくのですが。)

長年教室をしてきて、子どもがする勘違いやどういうことが苦手かなど、それなりに理解はしているとは思いますが、それでも未だに予想外の反応をする子はいますし、その子にとっては全く「当たり前」の感覚ではないことがあるということを、いつもしっかり肝に銘じておかないとなと思います。

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