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2016年10月22日 (土)

ちょっと伝わったかな

以前にも書いたことがありますが、ちゃんとその子のことを見てその子に向かって言っていても、全く聞いてくれていない、無視して違うことをしてしまう子との今週のレッスンでのことでした。
今週も、問題をきちんと読んでいないと思われる間違いが多発していて、まずは問題を読んでもらわなければ始まらないため「問題になんて書いてあるか、ここ読んで」というような感じで声掛けをすることが何度もあったのですが、視線は問題の方に行くことなく、明らかに読んでいないのに答えを消して、頓珍漢な答えに書き直そうとするようなことが何度も繰り返されました。

今週はその子とマンツーマンのレッスンだったこともあり、これまでにも何度も言ってきたことではあったものの、じっくり話してみることにしました。
私は、難しい問題でなんでこの問題ができないのと言ったことはないことを確認し、問題を読んでいないか、勘違いしているかだなとわかる答えを書いているとき、気づいてもらうために問題を読んでと言うのだけど、それでも読もうとしないのはどうしてか尋ねました。

言葉にすることが少し難しい子なので、何度もやりとりをし、おうちで自分一人でやるときになかなかちゃんと読めないとしても、それはそういうこともあるかもしれないけど、教室で「読んでみて」と言われたら、すっと読むようがんばってみてほしいと伝えました。
その後も、たった今言ったことを無視して違うことをしようとすることがあったので、「今私、なんて言った?」と尋ねると、「言われたこと忘れちゃうことがあるねん」と答えてくれました。これはちゃんと会話が成立して嬉しく思いました。

そして、もう一度今言ったことを言い直して様子を見ていると、言われたことをしようとして間違い、その瞬間「あ、三角って言ってた」とつぶやくのが聞こえて、また嬉しくなりました。
そこから後は、これまで何か月かのレッスンの中でも一番、ちゃんと会話が成立して、問いかけに答える、問いかけに答えるを繰り返しながら、お互い気持ちよくレッスンが進んでいきました。
見ていても、その子の表情も穏やかで笑みがこぼれたりもして、「言ったことちゃんと聞こうとしてくれたら、こんなにスラスラ進んだよ」と言うと、「うん」と穏やかな表情で頷きました。

子ども達は一度できても次にはまたできなくなったりということはよくあることですから、これで次回からいつもこんな風にレッスンができるとは思ってはいませんが、こんな風にやり取りできたということが嬉しくて、多分少しずつでも変化が現れるのではと思えました。とてもとても嬉しい出来事でした。

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