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2016年10月29日 (土)

文章に表す難しさ

教材を作るようになってから、文章の表現について引っかかってしまうことがしばしばあります。
それもほとんどが、これまでは意識することもなかったようなことで、ある程度の年齢以上になれば、暗黙の了解とか、常識とか、断らなくてもある条件が付け加わっていると理解するのが「普通」であるとか、そういうものが少なからずあるんだなと感じます。

例えば、円の直径はいくらでも(無限に)あるというような表現をしますが、直径というのを「円の中心を通って円周上の2点を結んだ長さ」というように解釈した場合、「長さ」がいくらでもある、何本でもあるというのは本来はおかしいはずです。
この場合、直径を表す線分は無限に引くことができるというような表現にすればより正確なのだろうと思いますが、小さい子にはそれだと難しいということもあるかもしれません。

また、円の説明をするときに、お茶碗やまるいお皿、瓶や缶のふた…のような例を挙げて説明していることがありますが、まるいお皿といっても、やや楕円になっているようなものは、子どもにとったら「まるいお皿」なのではないかと思いますし、瓶や缶だと、様々な形のものがあるので、その説明ではもしかすると混乱する子ども、勘違いする子どもがいるかもしれません。

もちろん、小さい子達にどこまで正確に理解させるかというのは、それもまた判断が難しいところだと思いますが、そういうことを気にし始めると、ほんの1、2行の問題文でさえも、これでいいのかな?これはわかりにくいかな?といちいち気になります。

それと同時に、発達上の困難があったりして、行間を読むようなこと、隠れた意味や常識を理解することなどが苦手な子にとっては、理解しづらい、勘違いしやすい表現というのが、思っているよりたくさんあるのかもしれないなとも感じます。

誰にでもわかりやすく、かつ簡潔な表現というのは、本当に難しいものだなと感じています。

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