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2016年10月18日 (火)

気づく子と気づかない子

同じ人間が同じものを使ってレッスンをしていても、子ども達の反応は本当にそれぞれ違っていて、こちらが何も言わなくても気づくべきところに気づく子もいれば、水を向け、ほぼ答えに近いようなところまで手助けをしてもなかなか気づくべきことに気づかない子がいます。

もちろんそれは私が見ている算数においてそうであっても、別の教科や勉強以外のことなどではまたそれぞれ違ってくるのだろうと思いますが、生まれながらに算数のセンスがあるんだなと感じるような子達の頭の中は一体どんな風になっているんだろうなと思います。(いつの日か脳の研究が進んで、そういうものも何らかの形で見られるようになったりする日が来るのかもしれませんね。)

今日のレッスンでも、時計の学習をしていた1年生さんが、何時何分前かという問題を考えていた際、私はまだ何も言っていないのに、12の位置から逆回りに5、10、15…と数え、それに半端な分を合わせる考え方をしたり、与えられた時計の絵を見ながら、その20分前は何時何分か、35分前は…というような問題を考える際には、例えば時計の絵が5時8分など半端な位置にあった場合、何かブツブツ言っているのを聞いていると

「ここが3やから、あと17。5、10、15と、あと2やから…。」というような感じで、目盛りの5刻みの半端分(8分は5刻みの目盛りより3目盛り進んでいるので「3」)を先に読み、それだと後17分戻らないといけないので5分が3回で15分、残りは2分という戻り方をしていました。

こちらがそう教えてできる子はいますが、本当に何も言わなかったのに、当たり前のようにそう考えていて、おうちの方にお尋ねしても、特に何も教えていないとのことだったので、感心しました。
本人にすごいねと言っても、本人にとっては何でもないこと、当たり前のことなのでしょうから、「なにが?」というような反応をしていました。
センスがある子というのは、大人が何か教えたからではなく、自分でどう考えたら考えやすいかわかるんだなぁと羨ましく思いながら見ていました。

そういうタイプの子には、大人があれこれやり方を教えるより、その子の能力にあった問題をうまく提示し、その子のペースでどんどん進ませてあげ、本当に助けが必要なときだけほんの少し助けてあげるというのがいいんだろうと思います。

それぞれの子にあったよりよいレッスンができるよう、いつもできるだけ心がけていたいと思っています。

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