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2016年9月16日 (金)

主語・述語

教室では小さい子とは主に算数をさせてもらうので、1年生や2年生と国語をさせてもらう機会は限られているのですが、それでも、どうやら子ども達の多くはその時期に主語・述語などについてきちんと学ぶ機会がないようだということはここ何年も感じています。

今日のレッスンでも、年長さんの頃から某プリント反復系の教室に行き始め、うちに来てくれるようになっても国語だけは続けていると伺っていた2年生さんが、主語・述語のことがよくわかっていませんでした。
夏から一緒に国語をさせてもらうようになったのですが、そして、夏にやった問題の中にも出てきていたのですが、なんとなく解いていただけだったようで、主語なのに「~に」であるとか「~を」であるとか、なんだかめちゃくちゃなものを選んだり、述語が主語より前のものだったりと、とにかく「全然わかっていないようだ」ということがわかる状態でした。

今の学校で1年生の国語の授業がどんな風に進められているのかわかりませんが、プリント反復の教室に1年以上通っていても主語・述語を把握しておらず、それでもプリントは進んでいっているんだなと思うと、それはまたちょっとした驚きでもありました。

文を書く際、最も大事なのが主語・述語です。
仮に1年生や2年生の段階で「主語」や「述語」という言葉を出すのはちょっと…というようなことがあるのだとしても、文を書くときに最も大事なものであるということを指導し、文例にたくさん触れさせることで、低学年であってもある程度は主語・述語を理解することはできるだろうと思います。

もちろん、書かせることはあとで、まずは読むことを重視するということであれば、それもありだと思いますが、それならその時期は子ども達に、基本的に日記や作文などを書かせないということになっているのかというのも気になります。

もちろん、主語がない文というものは少なからずありますし、ものによっては述語が省略されているものもありますが、初期の段階で述語が省略された文を子どもに書かせる必要はないでしょうし、国語として指導するのであれば、主語がない文章には主語を付け加えさせるという指導も必要かもしれません。

主語・述語がつかめないのに文章の大事なところをつかむのは難しいことですし、正しく意味の通る文を作ることも難しいかもしれません。

小さい子には説明が難しいということで、主語の説明には「~は」や「~が」になってるものが主語だというような説明が書かれていることがありますが、「~も」が主語の場合もありますし、「~こそ」が主語の場合もあります。
また、「~は」となっていてもそれが主語ではない場合もあります。(例えば、「今日は僕が給食当番です。」の「今日は」は主語ではありません。)

ですから、低学年のうちにはたくさんの文を見せて、それぞれの文の主語・述語を見つけるという練習を重ねていくのが有効なのではないかなと思います。

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