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2016年9月 8日 (木)

わからないのはイヤなこと

子ども達を見ていると改めてしみじみ感じますが、よくわからない状態にあることは多くの人にとって不快なことなんだろうなと思います。
大人であっても、何か難しい問題を前にし、それがどうにも理解できないにも拘わらず、どうしてもそれを解く必要があるというようなことになれば、恐らく大抵の方は大きなストレスを感じるのではないでしょうか。

私などは元々無精者ですし、難しいものは嫌いですから、機械関係で何か解決せねばならず、検索したりあれこれ頑張って調べたりしてもいっこうに解決の糸口がつかめないようなときには、機械を投げ付けてしまいたいぐらいの気持ちになることもありますし、解決しない間はとにかく気持ち悪い。

それと同じようなことは当然子どもにもあるんだなと感じます。
これまでやったことがないような問題で、それもその子にとっては少し難しく、ぐっと集中して考える必要があるようなものだと、コンディションによっては集中できず、しかしできない状況は不快なので、ほとんどの子はぶすっと不機嫌になったり、時には泣き出したりしてしまうこともあります。

その状態になった子にはあれこれ声をかけても聞いてもらえないこともありますし、なぜか間違った方向へ考えが暴走(?)し始めるようなこともあります。
でも、そこをきちんと乗り越えて、本当に意味が分かった瞬間、ぱぁっと表情が明るくなるのです。

人間にはミラーニューロンとかいうものがあるそうで、相手の表情や感情に影響を受けてしまい、自分までイヤな気持ちになるということがあるそうですが、うまくできなくてぶすっと不機嫌そうにしている顔を見ると、ついついこちらまで不機嫌になってしまったりもします。
でも、不機嫌そうにしているからといって、そこで助け舟を出して無理矢理解決してしまうと、子ども達は「ああ、そうか!」というあの快感を味わえぬまま終わってしまい、結果的に、それは本当の力にはならない場合が多いです。

多くの子ども達にとって「わからないのはイヤなこと」なのだと思いますから、その「イヤ」な感覚を心から「そうか、わかった!」という快の感覚になれるところまで辿り着くお手伝いがもっとうまくできるようになりたいと思います。

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