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2016年9月 3日 (土)

あれこれ思う。

近年、発達障害を持つ人が増えていて、それに関する情報も数多く目にするようになりました。
発達障害、もしくはそういう傾向がある1クラスに2~3人いるぐらいの割合とも言われており、実際、教室にも何らかの困難を抱えているというお子さん達が来てくれたことも少なからずあります。

ただ、何らかの困難を持つ方は過去の偉人と呼ばれる方の中にも少なからずおられたようですし、社会的に成功している方の中にもそういう方がおられるとも言われています。

教室で色々な子ども達と接する中で色々なことを考えますが、例えば、人の話を聞くのが苦手だったり、自分の興味があることにはとことん集中して、周囲に合わせることができなかったりというのは、確かに学校生活などを送る上では「障害」になるのかもしれません。
でも、興味があることなら、それこそ何時間でも時間を忘れて集中できる。周りから何を言われても気にせずマイペースを貫ける。それはある意味で、ものすごい才能なのかもしれないとも思うのです。
そういう傾向のある人が大人になって成功するとしても、それは納得できるようにも思います。

子ども達の多くは、親や先生、周りの大人の言うことを聞き、教わったことを真似て、色々なことを覚えていくのだろうと思います。
でも、その傾向が強くなりすぎると、自分では考えられない、誰かからの指示を待つような大人に成長していってしまうこともあるでしょう。
ですが、周りから何を言われてもマイペースを貫ける、自分の好きなことは徹底的にやる、そういう傾向は、考えようによっては成功者の条件でもあるかもしれません。

日本ではまだまだ子どもは学校に通って、先生の話をきちんと聞き、お友達とも仲良くして、その中で色々なことを学んでいくことをよしとする価値観があるのだと思います。
私自身も、学校や集団での学びは、友だちを作る、社会性を育む、協力して何かを成し遂げるなど、色々なよいところがあるとは思います。
ただ、そのシステムに馴染めない子には、もっと他の選択肢があってもいいのではないかなと思ったりするのです。

エジソンは発達障害だったそうですが、教師から学校に来るなと言われ、小学校をやめさせられたという話は有名です。その後、お母さんがエジソンが学べる環境を与え、その結果、何度の失敗にもくじけることなく研究を続け、数々の発明を成し遂げたわけです。
障害があったからこその成功だったのかもしれません。

発達上の困難を抱え、そのことで子ども自身が何か不便や不都合を感じていたりする場合は何らかの対処が必要なのだと思いますが、例えば落ち着きがないとか、何かに集中し出したら人の言うことを聞かないとか、そういうのは「障害」ではなく、「個性」、もしくは「能力」なのかもしれないなと、そして、その「能力」を存分に発揮できるような環境がそれぞれの子にあればいいのになと、そんなことを思います。

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