言ってくれると安心
これも性格によるところもあるのだろうと思いますし、シャイな子などはちゃんとわかっていても声を出すということが恥ずかしかったりして、誰でもしてくれるわけではありませんが、子ども達の中には、レッスンをしているときに自分の考えていることをブツブツ声に出してくれる子がいます。
今日のレッスンでも、繰り下がりのひき算を考えていた1年生さんが、「えっと、これ引いたら33やろ。そっから7引くから、あと4やから…」というように、ブツブツ声に出しながら考えていました。
その子が言っている考え方はバッチリだったので、時間がかかることがあっても、わかっていないのかな?と不安になることなく待つことができました。
何より、考え方を説明できるというのは、きちんと理解できている証でもありますので、こちらとしても安心します。
レッスンをしていて、何か考えていたようなのに答えが違っている場合などにも、どう考えたのか説明してもらうと、本人が勘違いに気づくこともありますし、気づけなくてもこちらがどう声掛けをすればよいか判断しやすくもなります。
自分の考え方をきちんと言葉にできるというのもひとつの能力だと思いますが、それができるといい面がたくさんありますので、全ての問題でなくて構いませんので、おうちで取り組む際にもポイントになりそうな問題や、何か勘違いしていそうな問題などは、どう考えたのか尋ねてみるということも有効かもしれません。
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