忘れないよう気をつけよう
今日はある1年生さんと時刻や時間の学習をしました。
学校でも何時、何時半というのだけは習ったとのことでしたが、今日は「~時過ぎ」「~時前」の学習が出てきます。
何か新しく学習する際、教室でのレッスンはきっちり教科書順というわけではないことや、レッスンを始めた時期、ご家庭などで何かの折にお子さんに教えられたなどで、こちらで一緒にレッスンするまでに既に知っている場合もあるため、まず子どもに知っているかどうか尋ねるようにしているのですが、今日の子は「~時前」や「~時過ぎ」について知らないとのことだったので、時計の教具を見せながら、これは2時を通り過ぎてるから2時過ぎ、これは4時になる前だから4時前…などのように、何度も繰り返し見せました。
しかし、今日はレッスンに来る前から学校で疲れたとのことで、ちゃんと見てくれているにしてはどうも反応が鈍い様子です。
普通ならこのぐらい見せたらほとんどの子がわかってくれるんだけどな、普段のこの子ならもうわかってもよさそうなのにななどと思いながらも、表情が晴れないので、更にまだ見せ続けました。
しばらくすると、時計を見せて、それは「~時前」なのか「~時過ぎ」なのか尋ねると、かなり正確に答えられるようになりました。
そして程なく、きちんと答えられるようになったので、プリントに進んだところ、あっという間に次々正しい答えを書いていきます。
子どもがなかなかわかってくれないと、つい言葉での説明を増やしてしまいがちですが、そういえば、説明よりも子どもが気づくまで、納得するまで、ただ見せることのほうが大事だったなと思い出しました。
忘れないよう気をつけようと思います。
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