« あと1週間 | トップページ | 絶好調 »

2016年8月25日 (木)

嬉しい変化

1年生の初めの段階で算数がすんなり理解できず困っておられたお子さんが夏休み前から来てくれるようになりました。
体験レッスンの時点で確かにこれはちょっとお子さん自身も辛いだろうなと思う状態だったのですが、おうちの方たちの取り組みも素晴らしく、みるみるできることが多くなっていきました。

まだ1年生の初めだったのもよかったのだと思いますが、苦手意識が根深くなってしまう前に手を打つことができ、基礎となることがひとつ理解できると、そこにまた次を積み上げることはさほど難しくもないので、まだ2か月足らずですが、ニコニコ笑顔が出ることが多くなり、自分の頭で考えているのが感じられる機会も増えてきました。

初めの頃は問題に向き合っても、すぐに不安そうにこちらの様子を伺って、とりあえず何か答えを言ってみるであるとか、まだ考えてもいないうちから「わかんない。どうやるの?」と尋ねてきたりということも少なくなかったのですが、それも短期間で随分変化してきました。

大人になってしまうと1年生の算数は一体何が難しいのかわからないという風に思えてしまうこともあり、子どもが困っていても、どう助けていいのかわからないということもなくはないと思います。
つい先日は「~よりいくつ大きい・小さい」という表現がぴんときていなかったようで、夏休みの宿題のそういう問題ができず、おうちの方もどういえばいいのかわからなくてとご相談頂きましたが、これも、過去に通ってくれていた子が気づかせてくれたことで、小さい子どもにとって数の「大きい」「小さい」というのがどういうことを指しているのか、初めはわからない場合があるのだと思います。

日本語の難しさだとも思いますが、背が高いことを「大きい」と表現することがあるように、数が多いことも「大きい」と表現することがあるわけです。
といっても、数は抽象概念なので、何でも1こ、2こと数えられるものばかりではなく、そういう意味では「多い・少ない」という表現では不適当になるものがあるので、そういう諸々のことから「大小」が使われているのだと思いますが、まだ具象の世界にいる小さい子達にとっては、大きい・小さいというのはサイズ的なものとして捉えているとしても不思議ではなく、そうなると、6と9は同じ大きさと思ってしまうようなことも起こるのかもしれません。

その子にも、ほんの少し手助けすることで、すんなり意味を理解してもらうことができましたが、そこで躓いたまま、大人の側もどうフォローすればいいのかわからなければ、しばらくの間(何かのきっかけで意味を理解できるまで)モヤモヤが続くことになるだろうと思います。

小さいうちは算数なんて簡単でしょ?と思ってしまいがちですが、小さいうちだからこそ、もし躓いたら、早目に対処することが望ましいとも言えるでしょう。
そのお子さんと早く出会え、あっという間に変化が見え始めたことをとても嬉しく思っています。

|

« あと1週間 | トップページ | 絶好調 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 嬉しい変化:

« あと1週間 | トップページ | 絶好調 »