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2016年8月 6日 (土)

どうやって身につけるのか

今日のレッスンでの、国語があまり得意ではない低学年の子との一場面。
頭の体操のような問題で、大きさの違う5つの絵が並んでいるものを見て問題にこたえるものでした。
その問題は
「2番目に大きいものには○を、小さいものには×をつけましょう。」
そう書かれていました。


しかし、見るとなぜか2つの絵に○がつけられ、あと3つには×がついています。
頭の体操系の問題には5つのうち同じものを2つ選ぶというものもあるので、その問題と勘違いしたのかなと思ったのですが、どうやらそうではなく、問題の意味が理解できていないようだとわかりました。

そして、「2番目に大きいものには○を」の意味はすぐにわかったようですが、この問題の場合「小さいものには」というのは前からのつながりとして「2番目に」が省略されているわけで、そのことが初めは理解できないようでした。

これまでそこで詰まった子はいなかったため、考えたことがなかったのですが、「2番目に大きいものには○を」は迷わないとして、言葉が省略されて、暗黙の了解として前のつながりを受けて「(2番目に)小さいものに」と読み取るのは、できない段階があっても不思議ではないように思いました。

丁寧に書くのであれば小さいほうも「2番目に小さいものに」と書けばいいわけで、そうすれば迷うこともなくなるかもしれません。
ですが、国語的に考えても、同じ言葉を何度も繰り返すのはうまい文ではないということになりますから、言わなくてもわかるものは省略されるのも当然です。

この場合、2番目に大きいものに○をした後、「小さいものに」というのは、やや不自然ではあるものの「2番目に大きいものより小さい」と読めなくもないようにも思いますから、これに関しては書いておけばいいようにも思いますが、こういう省略された部分を読む力というのは、どうやって育まれていくのかなと。

発達障害の中に、人の表情や感情などを読み取るのが難しいというような困難を持つ場合があるようですが、そういう傾向がある人にとっては、行間を読むとか、省略された部分を想像するとかいうのは、かなり難しいことなのかもしれません。

どうすればそういう力を育てられるのか、小さい子達でも多くは自然と身に着けていくのだと思いますが、何か方法があるのか、ちょっと気になり始めました。

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