やっぱりもどかしい。
算数でかなり苦戦して来てくれるようになった子がまだまだ色々不思議でつかみ切れず、もどかしい思いをすることがあります。
今週のレッスンでも、角度の問題を考えていて、角を見て何度ぐらいに見えるか尋ねると、結構いい線というような角度を答えることができる子なのにも関わらず、見ただけであり得ないような答えを平気で書いていくのです。
そのたび、なんでそうなったのか尋ねると、その子なりにあれこれ考えてはいるのですが、絶対そこの角とそこの角を足すはずないよね?というようなことをしていたり、どう見ても90度より遥かに小さいのに180度を超えるような値を書いたり…。
そのたび何か声をかけて考えなおしてもらうと、ある程度自力で正解できるのですが、なんというか、頭の中の知識や経験がうまく連動していないというか、ひき出してこられないというか、とにかく「う~ん、なんだろう、この状態は…」と思い続けています。
何か糸口がつかめれば、もっとうまく力を発揮させてあげられるかもしれないのにと思うと、自分の力不足も申し訳なく思います。
でも、どういう状態なのでしょう…。きちんと問題を見てもらい、およそ何度ぐらいに見えるか尋ねると結構いいぐらいの角度を答えることができる子なのに、何が結びつかないのか、角度に限らずそういうことがしばしばある子なので、子ども自身もつらいのかもしれませんし、どうにかよい方法が見つかればと思うのですが…。
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