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2016年1月14日 (木)

めんどくさがり

私はかなりのめんどくさがりだと思いますが、子ども達が算数に取り組む姿を見ていても、めんどくさがりだなと思う子や、そこまできっちりきっちりやってイヤにならないのかな?と思うほどきちっと取り組む子など、それぞれです。
そして、程度問題だとも思いますが、少なくとも算数や数学に関しては、めんどくさがりというのは一概にマイナスとは言えないように感じるのです。

例えば、覚えた公式に当てはめて丁寧に式を書き、書いた通り、計算の順序に沿ってきっちりコツコツやっていくことが苦にならない、もしくはその作業に疑問を持たない子より、めんどくさがりゆえ、何とか式を手抜きできないか、計算を簡単にする方法はないかと考える子の方が算数が得意だったりということがあります。

今日のレッスンで、真面目にコツコツのタイプの子が、三角形の面積を求める式を書いて、書いた式の順に沿ってコツコツ計算をしていました。掛ける数のどちらかを先に2で割ってしまえば、九九の掛け算をするだけであっという間に答えが出るのになというようなものも、きっちりきっちり筆算を書いて掛け算をし、出た答えを2で割り…というように、式の手順どおりに解いていきます。
この子には、全部解き終わった後に、自分の解き方で解けているし合っているからそれでもいいのだと言った上で、こういう工夫もできるよね?といくつか話はしましたが、恐らくすぐすぐには変わらないだろうとも思います。

もちろん例外もありますが、きっちりきっちり式を書くことを厭わない子はどちらかといえば算数のセンスは平均的なあたりに留まっていることが多い印象があります。そして、汚い字で書いて、自分の字の0と6を見間違ってミスをするようなタイプの子の中には結構な割合で算数のセンスがある子がいる印象もあるのです。

何度も言いますが、もちろん例外はいくらでもありますので、ひとつの傾向というような話ではありますが、例えば私自身のことを言えば、筆算を書くのが面倒なので、何か計算を工夫できないかと考える。小数同士の計算は面倒なので、分数に直したら暗算しやすくなるのではないかなと工夫する。他にも楽をするため、手を抜くために何かできることはないかと考える傾向があります。

子ども達の中で、計算用紙にさえもきっちりきっちり、時には定規まで使って筆算の横線を書いたりし、計算用紙であるにも拘らず書き間違いを丁寧に消すというようなタイプの子がいますが、そういう子達はどちらかと言えば算数はあまり好きではない、得意ではないという感じです。(国語やその他の教科が好きだったり得意だったりするのかもしれません。)

めんどくさがりな性格が日常生活の中でどの程度プラスやマイナスに働くのかははっきりわかりませんが、長所と短所は裏表というか、マイナスに思えることもプラスに働く場合があるのではないかなと、子ども達を見ていてそんなことを思いました。

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