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2016年1月16日 (土)

イメージできるかどうか

1年生の子で、算数のセンス、特に空間認知の能力は高そうな感じの子と3桁や4桁の数の計算の学習をしているときのことでした。

その子は、問題に取り組んでいて、見ていてはっきり分かる表情の変化があります。
イヤだなぁという気持ちが出ると途端にそれが表情に表れ、思考がストップしてしまうのが手にとるようにわかるので、面白い半面、そうなってしまうと考えられるはずのものも考えられなくなってしまうので、困りもします。
今日のレッスンでも、本当ならその子ならできるはずのものなのに、表情がもう思考停止。そうなると話も聞いてもらえません。考えられていないのがわかっているので声をかけているのに、話を聞かず自分の考え(それも残念ながら正しくない考え)を一気に話してきます。話しかけているのに聞いてくれず話し続けるので、それを制するために少しだけ声を大きくすると今度は悲しくなって涙目…。

ですが、なんとか話を聞いてくれて、教具を思い浮かべられるように声をかけた途端、さっきまでとは表情が変わり、ぼーっとしているように見えながらも頭は働いている様子。
しばらくすると今度は教具の数できちんと説明ができ、ぶつぶつ言いながらきちんと答えを出していきます。
そうなると、さっきまでの表情もさっきまでのどんよりした気持ちも全部なかったことのように前向きになり、最後には元気なその子に戻りました。

この子もそうですが、問題に書かれていることを何らかの形でイメージできるかどうかというのは本当に大きなポイントで、大人であっても問題をイメージできなければ解けないというのは同じだろうと思います。
助け過ぎるとマイナスになってしまうのでその加減が難しいところではありますが、考えたら分かったという経験を積み重ねて、この子もそのうち安定感を見せてくれるようになるのではと、今はそう思っています。

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