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2016年1月28日 (木)

思い出そうとするよりも。

先日から来てくれている5年生さんとのレッスンで、その子はこれまで、学校の授業の進度が遅かったということで、まだ割合の学習をしていないようでした。
ですので、学校より先にこちらでと思っていたのですが、週1回しかレッスンがないことや、前回のレッスンで思うように進まなかったこともあって、今回のレッスンでは割合を習い始めてしまった後でした。
それでもまあ、割合を「習った」ときは、大半の子がすんなり理解できていないことが多いですし、特にこの子は新人さんで、習ったことを覚えてしっかり使うということを長らく真面目にやってきた感じの子でしたから、もう一度きちんと一緒にするのがいいだろうと、レッスンを始めました。

すると、これもまた、先に習ってしまった子達にはよくあることですが、問題を読んだ後、何か考えているようで、何だろうなと思って見ていると、「もとにする量が…」とブツブツ言うのが聞こえてきました。
それは、問題を読んで考えようとしているというよりは、習った記憶を呼び起こそうとしているという感じに見えました。

そこで、「それ思い出さなくていいから、問題をきちんと読んで考えてみてよ。」と声をかけてまた待ってみました。
でも、これまた、どっちをどっちで割るのか考えている様子。

今でこそ、なんでそんなことに迷うんだろう?と思いますし、うちの教室ではそこで迷う子は結構珍しいのですが、塾講師時代にはそういう子はいくらでもいたように思いますし、うちに来る前によその教室や塾などに通っていた子達にもしばしば見受けられることでしたが、割り算をすればいいということまでわかるのであれば、どちらをどちらで割るかは、ほとんどの場合、求めたいものが何かを考えれば決まってしまうはずです。

例えば、何人でしょうと聞かれていれば、人数を割らねばなりませんし、何kgでしょうであれば、重さを割らねばなりません。
もちろん、割合で、どちらにも単位がつかないようなものもありますので、その場合は求めたい割合が1より大きくなるか小さくなるかを考えるなどで決めることになる場合もありますが、とにかく、問題を読んで何を求めたいのかを考えるということ、問われているものが何か、単位が何かを意識するというようなことを、学校などで少し取り入れてくれるだけで、反応が変わってくる子は何人もいそうに思います。

学校が無理であれば、ご家庭でそういうところに働きかけて頂くことも大事になるかもしれません。

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