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2015年9月30日 (水)

ちょうどよい課題

レッスンのことではないのですが、新しい病院でリハビリを受け始めてひと月ほどになります。
それまでは3ヶ月ぐらい週2回ずつ近所の整形に通っていたものの、全く改善の兆しが見えず、診断もどうしてもどこか納得がいかずで結果的に新しい病院を紹介してもらったのですが、新たな病院でのリハビリは1回目から確実に改善が見られ、連休などもあったので回数としては今日でまだ5回目。

その都度、その場で筋肉をほぐしてくださったり色々動かして様子を見てくださったりするのですが、その経過を見ながら、毎回1つずつ家で取り組めるリハビリの課題が増えていっています。
その課題が、きちんと今の状態なら少しがんばればできるものという感じで、おまけに痛いのを無理してやるのではなく、我慢できる辺りまでで止めるようにも言われ、その見極めや課題の与え方に感心してしまうのです。

たとえ改善が見られていても、痛いのを我慢してやれと言われたら尻込みしてしまいそうですが、痛いのを我慢してまでやる必要がない理由も説明してくださいましたし、また、3回目の課題を1回目に与えられていたら多分痛くて頑張れなかっただろうと、それはやはり5回目のものを3回目に言われても無理だっただろうと、そういう感じで、状態をきちんと見極めた上で、今何をすればよいか判断し課題を与えてくださっているのだろうということが感じられるのです。
お若くて、髪の色など一見軽そうな外見をしておられるのですが、プロフェッショナルだなぁとしみじみ思います。

それに引き換え私はまだまだ子ども達に「ちょうどよい課題」をきちんと与えることができていないのではないかと、もちろん、ちょうどよい課題を与えられることもありますが、このぐらいでいいはずと思って与えたものがその子にとって想定より難しく感じられると、尻込みしてしまうので、その精度をもっと磨かなくてはいけないなと、療法士さんを見ていて感じました。

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2015年9月29日 (火)

9月も残り僅か

レッスンはお休みでしたが、今日は出勤して事務仕事や教材作成など。
それにしても相変わらず、頭の中で思っているものをパソコンで形にするのは、機械があまりわかっていない身にとってはいちいち時間がかかります…。
手書きならあっという間に済みそうなことでも、思った位置に置けなかったり、動かせなかったり、サイズがうまく合わなかったりと、苦戦に次ぐ苦戦。時間ばかりが経ってしまって、達成感があまりないままに数時間…という感じです。
ブツブツ言っていても仕方ないと思いつつも、ついつい…。

さて、9月も残すところあと2日。
明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。

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2015年9月28日 (月)

オフでした。

仕事をするつもりが、世界算数のテストをしたり、テレビでスポーツ観戦をしたり、結局ろくに仕事に手を付けぬまま終わってしまったオフでした。
中秋の名月きれいでしたね。
ひいきのチームのサッカーの試合を見るため、仮眠して未明に起き、4時半頃外を見ると、西の空の低いところにオレンジがかった大きな満月が見えて、それもまたとても美しかったです。
満月は28日、スーパームーンだそうですから、もう一晩、美しい月が楽しめそうですね。

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2015年9月27日 (日)

今日の23時まで。

昨年は終わってから友人のフェイスブックの書き込みで知ったのですが、今日7時から23時までの間、「第2回世界算数大会」が開催されています。
登録する必要はありますが、メールアドレスぐらいですし、「算数」ですので、お子さんでも大人の方でも楽しめます。(というか、フリーの問題だと結構難しいです。)
ご興味があれば一度サイトをご覧になってみてください。
といっても、ご案内遅くなったので、もう残り時間が限られていますが…。

www.global-math.com

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興味の違い

今日のレッスンでのこと。
算数のセンスは大いに感じる一方、そういう子にはありがちな面倒なことはあまり好まないタイプの子とのレッスンで、またひとつ発見がありました。

子ども達の中で、習っていない漢字が出てきた場合、習っていないからとひらがなで書く子と習っていなくてもその字を真似て書こうとする子、中には習っている漢字すらもひらがなで書こうとする子など、漢字ひとつを取ってみても、反応が異なります。

算数が好きだけどなるべく手を抜いていいところは手を抜きたいという子は珍しくないので、今日のレッスンの子も習っていない字は書きたがらないかなと思い、「ひらがなで書いてもいいよ」と声をかけたのですが、「漢字で書く。」と言って、初めて見るような漢字でも一所懸命その字を見ながら書いています。

普段のその子を見ているとなんだか少し意外だったので、「漢字で書くの大変じゃない?」と尋ねたところ、「ううん、漢字好き。」との答えが。
この子の「漢字好き」というのは、字を書くのが好きとか絵を描くのが好きとかいうのとはまた少し違っていて、恐らく難しい字を真似て書くというようなところも含めて好きなのではないかというような印象を受けました。

で、そういえば今はもう高校生になっているであろう、小学生の頃来てくれていた算数大好き少年が習っていない漢字もどんどん自分で勉強して、難しい漢字を書いては「これ読める?」とか言って尋ねてきていたのを思い出しました。
漢字というのは「国語」をいうものとはまた違うくくりなんだなと(その子は国語はあまり興味がないようでしたので…。)思ったものでした。

そんな子達がいる一方で、今通ってくれている子の中に漢字に全くというほど興味がない、できれば書きたくないという子がいて、これもまたなかなか珍しいぐらいの興味のなさのため、その子のことも今は興味深く見ています。
この先何らかの変化が見えるのかどうか気になります。

自分自身ももちろんそうですが、子ども達を見ていると、本当に興味のあるなしは人それぞれで、また、興味があることはたとえ面倒なことでも面倒とは感じないものなのだなと、改めて感じました。

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2015年9月26日 (土)

1段上がったかな。

今日は体調を崩して、連休もあったので少し久しぶり、病み上がりでレッスンに来てくれた子がいました。
算数でかなり苦戦している状態で来てくれたその子は、ゆっくりながらも少しずつ前進していることは感じていましたが、休む前何度かに渡って、2ケタ×2ケタや3ケタ×2ケタの掛け算の筆算をしては、書く位置を間違えたり、足さねばならない繰り上がりの数をそのまま横に並べて桁が増えてしまったり、あり得ないような答えが出てもぴんと来ず、間違っているとわかっても自分ではその答えのおかしさに気づいていない状態が続いていました。

わからないのに答えだけ出て、合っているかどうかわからないのにマルをもらっても、自分にとって何の役にも立たないのだと何度も話し、面倒だろうと何だろうと、わからないのであれば足し算をしたり、分けて掛け算で考えたり、とにかく「ああ、これが答えになりそうだな」という感覚が伴った状態で答えを出すよう言い続けました。

そんな状態のまましばらく間があいて、更には病み上がり。さて、どうなることやらと少し心配していたのですが、機械的に計算をした答えが間違っていたので、計算用紙を渡して、「おかしいよ。その掛け算は何掛ける何をしてるの?」と尋ねると、自分が今どの部分の計算をしようとしているのか、少し考えてきちんと答えることができ、見ていると、それ以上こちらからは促さなかったのに、紙に足し算の筆算や、掛ける数が1ケタの掛け算の筆算などを書いて、きちんときちんと考えています。

尋ねたことにはちゃんと答えが返ってきて、更には次々と自分できちんと考えて答えを書いていくその表情は、久しぶりに見るとても穏やかな集中したものでした。
もしかしたらまた1段ステップを上がったのかもしれないなと、少し嬉しくなりました。

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2015年9月25日 (金)

連休明けボケボケ…。

連休は昔々の教え子くんの結婚式以外何の予定もなく過ごしてしまいましたが(というか、結婚式の日まではそのことで買い物に行ったりなんだかんだ気ぜわしくしていましたが…。)、お休み明け前日の昨日少し出勤したあたりから曜日の感覚がおかしくなり、とうとうやらかしてしまいました…。

まだ家にいて、そろそろ支度をして出勤しなくちゃなと思っているときに携帯に電話が。表示された名前を見た瞬間、心臓が止まるかと…。
「すいません!!今日レッスンですね。」
第一声、そうお詫びするしか…。

先週、欠席振替ということで今日イレギュラーでレッスンを入れていたことを完全に失念…。
本当にご迷惑をおかけしてしまいました…。
教室を始めてから12年あまりになりますが、こんな形でレッスンを忘れてしまったことは初めてで、反省しきりです…。

しかし、今日は何かおかしな日だったようで、その後出勤し、これまでお休みの場合は事前に連絡をくれ、レッスン時間にはいつも時間通りに来てくれて、電車の遅延などで数分遅れただけでも「遅くなってすいません!!」と一所懸命謝ってくれるような性格の子が、3分過ぎても現れません。

他の子であれば3分ぐらいならまだ気にしないのですが、その子が普段あまりに時間に正確なだけに、もしかしてお休みというのを聞いていながら忘れているんだろうかと不安に…。
とりあえずもう少し待ってみようと10分過ぎるまで待った後、おうちにお電話を。

妹さんが出てきたので、「お兄ちゃんは教室に来てくれてる?」と尋ねると「え、お兄ちゃんに変わります。」と。

え?やっぱり私何か忘れてる??(汗)

「もしもし。」
「今日お休みですか?」
「いえ、行くつもりにしてますけど。」
「え?もしかして時間」「あ!1時間勘違いしてました。すいません!!」

数分遅れても平謝りの子ですから、もう本当に焦りまくって、謝ってくれた上、今からいってもいいですか?と。
慌てなくていいと言ったのに、駅からダッシュしてきたんだろうなという感じでもうぜいぜい言いながら現れました。

その子でも時間の勘違いをするぐらいですから、今日は何か変な日だったのかもしれません…。
でも、私の場合は気が緩んでいたのだと思いますので、今後このようなことでご迷惑をかけることがないよう、気をつけなくてはと思います。

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2015年9月24日 (木)

明日からレッスン再開

連休はいかがお過ごしだったでしょうか?
私は結婚式と披露宴への列席が唯一の連休の予定でしたが、今日は明日のレッスンの準備をしに、少し出勤をし、ちょっと予習などもして、頭の準備をしてきました。
とはいっても、どうも気合いが入らず、捗り具合は何とも微妙でしたが…。

明日からまた通常レッスンに戻ります。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年9月23日 (水)

めでたい日。

昨日の緊張の原因は、もう15年ぐらい前に塾で受け持った男の子の結婚披露宴に列席することでした。
スピーチを頼まれたのでもなく、ただそこにいればよいだけなのに、なんで緊張するのか自分でもわけがわからないと思いつつも、披露宴に出るのは十数年ぶり、おまけに若い頃着た披露宴に行けそうな服やバッグ、靴など全て数年前に手放してしまったこともあり、準備段階からあれこれ迷い、悩み、おまけに徐々に改善はしてきているものの、まだ両腕の自由はきかない状況のため、髪をアップにするとかは恐らく不可能なので美容院にも行かねばならない、着る予定の服の後ろファスナーは普通にはあげられないので何か方法を考えねばならない、と、段々憂鬱に…。

この性分は子どもの頃からで遠足などの遠出の前日には準備をしながらあれこれ考えて憂鬱になったり、当日お腹が痛くなって行けなくなり、集合時間を過ぎたあたりで腹痛治まる…みたいなこともあったりで…。(汗)
というわけで、出かける前には気持ち悪くなりかけましたが、どうにかこうにか美容院に行き、お式にも披露宴にも列席させて頂くことができました。
新郎とそのお母さま以外知り合いが全くいない状態での出席というところもますますハードルがあがっていたのですが…。

でも、中学生だった彼がもう30歳になり、恐らく初めての彼女とゴールインしたその姿を見ていると、なんだか目頭が熱くなりました。
そして、そんなことは決してないのですが、初めてお目にかかった新郎のお姉さまに「先生がいなかったらあの子は高校に行けてなかったと思います。ありがとうございました。」と言って頂いて、もう15年ぐらい前のことなのに、新郎くんがそんな風に話してくれていたのかなと思うと、改めてまた感激しました。

これで連休中唯一にして最大の予定が無事終了しました。
3日前ぐらいからじわじわ緊張が始まってしまい、結局仕事もせぬまま過ごしてしまったので、明日はウォーミングアップも兼ねてちゃんと働こうと思います。

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2015年9月22日 (火)

緊張…。

オフでしたが、明日に向けて緊張しています…。
そんな自分が「かなり意味わからない」感じです…。

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2015年9月21日 (月)

オフでした。

ラグビーの歴史的勝利の余韻に浸ってしまい、ニュースや録画放送やらを何度も見てしまったりもして、結局何もせぬまま過ぎてしまった休日でした。
明日はちゃんと予定をこなさなければ…。(といっても、連休にレジャーの予定は全くないのですが…。)

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2015年9月20日 (日)

感動しました。

すみません、仕事に全く関係ない話で…。
土曜はひとりお休みの子がいましたが、来てくれた子達はそれぞれ頑張ってくれたと思います。
前回、100までの繰り下がりのある引き算をしたら、繰り下がりのない引き算がおかしくなってしまった1年生さんも、今日のレッスンで恐らくほぼきちんと考えられるようになったのではないかなという感じで、表情も明るくレッスンを終えることができました。

で、話は全く変わります。
日付が変わるあたりから今日はデビスカップのプレーオフ2日目ということで、ダブルスを見ていました。
たまたまちらっとのぞいたツイッターでラグビーW杯の試合が始まっていることに気づき、更にはタイムラインで普段はサッカーファンの人たちも大勢かなり盛り上がっているようだったので、テニスとラグビーとを時々チャンネルを切り替えつつ観戦。
テニスは4セット目に入ることになったので、じゃあちょっとラグビーを見ようかなと。

ラグビーといえば、母校である高校が県内では割と強くて、県予選の決勝戦とか、ほかに何かの試合も何度かは見たことがありますが、プロテクターらしきものも身につけず、あんなに渾身の力でタックルしたりされたりしたら、当たり所が悪ければ命にかかわるのではと、見ていてハラハラするのと、痛いスポーツは全般にあまり見ないのとで、普段はほとんど見ることもなく、ルールも少ししか理解していない状態ながらも、ほぼ全く予備情報のない状態で見ても、途中からもう釘づけに。

終盤、相手のトライを寄せては返す波のように次から次へと総力戦で止めにかかる姿に涙を誘われ、最終盤、ペナルティーゴールを選べば同点というところで、迷うことなくトライを目指す選択をした姿に既にボロ泣き。
そして、もう80分を過ぎて、何かの反則で笛が吹かれた時点で試合終了となる本当の最後の最後に、また何度も何度も何度も何度も攻撃を繰り返して奇跡のタックルを決めた瞬間には手が痛くなるほど拍手をしてボロボロ泣いてしまいました。

その後ニュースなどでそのシーンを何度見ても泣けます。
見るつもりもなく、更にルールもあまりわかっていない状態で見ても、本当に感動しました。
歴史的快挙のシーンをオンタイムで見られてなんだか幸せです。

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2015年9月19日 (土)

わかると笑顔になる

子ども達はひとりひとりみんな違うので、同じことをしてもらおうとしても、それぞれ反応が違ったりします。
最近一緒にレッスンさせてもらい始めた小さい子は、また少し新鮮な反応を見せる子で、もんだいを読んで聞かせても全く聞こえていないような反応をしたり、何かを見るよう促してもよそ見ばかりしてみようとしなかったりということがあります。
だからといって、算数などが苦手なわけではなく、また、考えられていないというのとも違って、今の段階での印象はたとえマンツーマンで話しかけられていても、気持ちのスイッチが入っていないと耳にシャッターが下りているような感じとでもいうのでしょうか、そんな感じです。
もちろん、呼びかけてから話すとか、きちんと目を見て話すとかしないと、自分に話しかけられていると思わないような子は少なからずいますので、特に、まだ小さいその子には話し始める前に顔を見たり、見てほしいものを指さしたりと、なるべく注意を引きながら進めているつもりなのですが、今ひとつ効果がありません。
ただ、これまた面白いなと思うのは、どうにかこうにか話を聞いてもらって、問題にきちんと取り組んでくれたら、次第に顔つきがしっかりし、目に力がこもり、少しずつ表情が明るくなって、そのうち笑顔になるのです。
最初から話を聞いてもらえないのはこれまであまりなかったケースなので、しばらく試行錯誤が続きそうですが、その子自身も、話を聞いて取り組んだらわかった、楽しかったという経験を積み重ねることでだんだん変わっていくのかもしれないなと思っています。
今後の変化が楽しみです。

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2015年9月18日 (金)

すみません…。

17日は午前中にリハビリで、その後一旦帰宅してからレッスンだったのですが、起きた時からどうも腕の調子が悪く、リハビリはできたものの、そのときにこれまで痛かったところではなく、リハビリで違う筋肉を痛めてしまったのかもというほどずっと左腕が痛くて、レッスン中はさほど気にならなかったものの、終わると絶不調…。
腕をマッサージし、湯船でゆっくりあったまり、一旦横になったら寝入ってしまい、更新できずでした。
幸い、起きたら随分マシになっていたのでほっとしましたが。
今日はこれにて…。

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2015年9月17日 (木)

成長したのかな。

年長の途中から来てくれている1年生さん。

少し前まで気持ちのアップダウンがかなり大きく、問題が難しかったり、やる気が出なくなったりすると、泣き出したり怒り出したりしていた子なのですが、夏休みのとある出来事を境に、突然前向きに取り組み始めたということは以前に書いたかもしれません。

今週のレッスンでは問題が1年生にとっては少し難し目で、これまでのその子からすると、途中で投げ出すか、やりたくないと怒り出すか、もしかしたら泣き出すか…と少し心配していました。
もちろん、なるべくならそうならないほうがいいので、努力はしますが、だからといって助け舟を出し過ぎるのはその子にとってマイナスにしかならないものですから、そのあたりの加減が難しい。
内心ドキドキしていたのですが、難しくて途中頭がぼーっとしてしまっているように感じるときはあったものの、怒ることも泣くことも投げ出すこともなく、最後までがんばって、終わった時には元気な笑顔でした。

もうこの状態がひと月以上続いていますので、これはもしかしたら成長したということなのかもなと思っています。
これからのその子が楽しみです。

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2015年9月16日 (水)

想定外(笑)

今日の中学生くんとのレッスンでのひとコマ。
彼の名誉のために言っておきますが、彼は小学生の頃から男の子としては国語の力も高い子です。
しかし、事件は起こりました。(笑)

宿題に出していたところの間違い直しをしていたとき、本文をもう一度読み直していたその子が聞きました。

「スチームミルクって何?」

本文の最初に出てきたスチームミルクのことを尋ねてきたので答えたのですが、なぜかまだ納得がいかない顔をしています。どうしたんだろうと思っていると、次にその子の口から出たのは

「なんでスチームミルクがしゃべるん?」

へ?

本文の最初の1行はこうなっていました。


 私はスチームミルク、直斗はカフェラテを受け取ると外に出た。


一瞬その子が何を言っているのかわからず、問い返そうとした瞬間、あ!と気づき、笑い出しそうになったさのと同時に、その子の顔がパッと赤くなって、どうしようもなく恥ずかしそうな顔をしました。(笑)

そんな顔をしているところにツッコミを入れるのは可哀想だったのでちょっと躊躇っていると、自分で「あ~あ、そういうことか、そうか。変やなぁと思ったんや…」とかなんとかブツブツ。

きっと、読み初めにその思い込みをしてしまったので、続きを読んでいってもそこから抜け出せず、なんでかなぁ?変やなぁ…と思っていたのでしょう。
しかし…そんな彼も中2。自分でツッコミを入れた後に「さすがに絵本じゃないんやから!」とだけつっこんで一緒に笑いました。

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2015年9月15日 (火)

あるひと言

先週のあるレッスンれのことでした。
まだ一緒にレッスンをさせてもらうようになったばかりの幼児さんとのレッスンで、ある迷路系の問題をおうちでもかなり考えたけどわからなかったと持って来てくれました。
確かに何度も書いては消しを繰り返したのがわかる状態で、でも、よく見るともうほぼ出来かけている線の消しあとが残っていました。
そこで、もう一度、今度は気分を変えて(普通の迷路とは違うので、ゴールからやったら必ずしも簡単というものではなかったので。)ゴール方向から書いてもらいました。
すると、やはりかなりいい線まで行ったので、ゴールから半分あたりまでの直す必要のない部分を残して、ほかの部分を一度消し、消した部分を指さして、「ここよ~く見て。絶対できるから!」と声をかけたのですが、目はあちこち泳ぐばかりでいっこうにそこを見ようとしてくれません。
やっと見たかと思えば、「ちゃんと」とは程遠く、ちらっと見て思いついた線をパパッと書いてまた失敗。
そうなるとまた「できへん!」「わからへん!」と。
それでも根気強く「絶対見たらわかるから、ほら、ここ見て~!」と声をかけ続けたらようやく問題を見てくれて、ほどなく完成しました。
それでも本人がちゃんと確かめてくれるまで黙って待っていたところ、少し間があってから「…できた。」と。
「ほら、できたやん!」と明るい声で言うと、こくりとうなずいた後、小さな声でぼそっと「見てなかった…。」と一言。
それを言ったときの、少し気まり悪そうな、でもどこか納得したような感じがなんとも印象的でした。
「ちゃんと見たらできたでしょ?」というと、うなずいてくれましたが、今回のことが小さなきっかけになって、「ちゃんと見て」というときは見なくちゃと思ってくれたのだったら嬉しいなと思います。

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2015年9月14日 (月)

オフでした。

例によってほぼ非生産的休日でしたので、今日は更新お休みします。

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2015年9月13日 (日)

ちょっと考えてみよう

今日のあるレッスンでのこと。
これまで多くの子達とレッスンをしてきた限りでは、小さい子にとって初めて出あう「数直線」は具体物を使いながらどういうことを表しているのか見せつつ進めるものの、やや難しく感じる子、かなり苦戦する子もいるところです。

今日の子は算数のセンスはかなり感じるものの、興味があるときとないときの取り組みにはっきりわかるほど差があるタイプ。
2ケタの繰り下がりの引き算に難色を示し、比較的すんなり取り組んでくれる子が多い問題もあまり乗り気ではない感じだったので、数直線は少し後回しにした方がいいかなと、何度かプリントを後ろに回していました。
すると、そのプリントが次に回されるたび「あ!」というような反応をしていて、なんでかなと思っていたところ、ようやくそのプリントを出したとき「やった!」と嬉しそうな顔をしたのです。

「え?こういうのしたことある?」と尋ねると、「ううん、ない。でも、お姉ちゃんのでなんか見たことある。」と。
お姉ちゃんがしているものを自分もするということが楽しみだったのか、その問題に向き合うときの態度や表情がそれまでと明らかに変わり、もともとセンスのある子なので、前向きに取り組んだらあっという間に問題をクリアしていきます。

楽しそう、やってみたい、そう感じる問題なら少しぐらい難しくてもどの子も前向きに取り組むというのはこれまで何度も感じていることで、自分なりに問題の順を入れ替えたり、量を加減したりして進めてはいるのですが、好き嫌いや見た目の印象で取り組み姿勢に大きな差があるタイプの子達には、自分でプリントの順を選択できる機会を作ってもいいのかもしれないなと思いました。

もちろん、小さい子達であれば、先に好きなもの、やりたいものばかりやってしまって、後で嫌なものが続くなんてこともあるかもしれませんが、そういうのも含めて何かの学びになるのかもしれないなと思います。
その日にやる予定のプリントを見せて、もちろん、順を変えられないものもあるので、そのあたりは調整しつつも、子どもが選択できる機会をレッスンに取り入れていくことを考えてみようと思います。

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2015年9月12日 (土)

また新しい経験

今日は先日から一緒にレッスンをさせてもらうようになった幼児さんとのレッスンでした。
算数に興味があるとのことで、楽しいと感じることは前向きにどんどん取り組んでくれます。
もちろん、まだ小さいので少し気が逸れたり、ほかのお話を始めたり、とっかかりで少し時間がかかったりということはありますが、そういうのは経験の範囲内のことで、大丈夫。

しかし、今日はまた新しい経験をさせてもらいました。
文章問題を読んで聞かせて問題を考えてもらおうと思ったのですが、読んでいるところを指さしながら読み終わっても問題に反応してくれず、まるで何も聞こえなかったかのように、今読んだ問題とは全く関係なく、また、何を聞かれているのかわからない不思議な質問を返してきたかと思ったら、今度は違うところを自分で読み始めました。

そこではなくてここだと指さすと、また読もうとしたものの、読みかけで止めてしまい、何をするのか尋ねてきます。
そこで、目を見ながら、「もう一度読むからちゃんとここ見ててね。」と言って読み終えたのですが、これまた想定外の反応が。

これまでのその子を見ていた感じだと、その問題であれば読み終えたらすぐ答えが出るのではと思っていたのに、何を難しく感じているんだろうと思いつつ、その後何度か色々なやり取りをして、何かのきっかけで線がつながったらしく、あっさり答えが出ました。

しかし、2問目でもまたちょっと苦戦。

文章問題に対して何か構えてしまう、もしくは無意識の拒否反応が出てしまう(見た目が難しそうなのかも…)、そういうようなことなのかもしれないなと思いますが、これまでにない反応だったので、また新鮮な驚きがありました。

次に文章問題に取り組んでもらうときにはもっと注意深く様子を見ていようと思います。
新たな経験をさせてもらえてありがたいことです。

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2015年9月11日 (金)

穏やかな1日

このところ雨続きで、今日は栃木や茨城で大変なことが起こってしまいました。
台風が通過した後にあんなことになるなんて、どういうことなのかよくわかりませんし、被害に遭われた方を思うと水が引いた後も大変に違いありませんから、気持ちが重くなりますが、レッスンに来てくれた子たちはみんないい感じで取り組んでくれました。

ようやく涼しくなったことも関係しているのかもしれませんが、みんな頭がよく働いている感じで、途中でおかしくなりかけた子もすぐに戻ってきてくれて先に進めるという感じでした。

ただ、腕の方が、希望は見えた気がするものの、家でもできるだけリハビリをしている影響なのか何なのか、今日は久しぶりに痛み止めの薬を飲みました。
何か月もかけて悪くしたものがすぐに治るはずはないことはわかっていながらも、痛みがあるとどうしても集中力が落ちてしまって、事務仕事はたまる一方です…。なんとかしなくては…。

明日はようやくお天気が回復しそうですから、明日もまた気持ちよくレッスンできるといいなと思います。

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2015年9月10日 (木)

「ワイルドシール」

今日の幼児さんとのレッスンでのこと。
その子のお母さまがある出来事を思い出して話して聞かせてくれました。

年長の彼がお母さまに尋ねたそうです。

「ねえ、なんで先生いっつも『ワイルドシール』って言ってるん?」

何のことかとお母さまが尋ね直したところ、私が電話に出るといつも「ワイルドシールです」と言っていると。

「電話に」というところまで聞いたときにパッと閃いて、思わず笑ってしまったのですが、確かに過去何人かの子に教室の名前が言いにくいとかいう指摘を受けたことがあったなぁと。

で、まだ小さなその子には、自分が耳にしたことがあるカタカナ語「ワイルド」や「シール」に聞こえていたんですね。

「ウィル」=「ワイルド」、「シーズ」=「シール」

ウィルの部分はやや無理矢理感がありますが、シーズとシールは聞き違っても不思議ではないですね。
でも、もう1年以上通ってくれているのに、彼はいつからそう思ってたんだろうな。(笑)

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2015年9月 9日 (水)

何があったのかな。

去年の中頃から通ってくれている、高学年になった子とのレッスンがありました。
来てくれた当初は答えを書いてはこちらを伺い、違っていそうだと消して書き直して…という状態を繰り返し、見ていてもちっとも楽しそうではないし、何より自分で考えてわかった上で答えを書いているわけではないその状況を何とか変えてもらわねばと働きかけ続けました。

すると、ある時期から表情が和らぎ、少しずつ自分で考えるようになっていき、たとえ回りくどく面倒な方法であれ、自分でわかった上で答えを出すということができるようになってきて、ちょっと安心をしていました。
しかし、何があったのか、春頃からまた来てくれた頃に戻ってしまったような感じで、自信なげに答えを書いてはこちらを伺うような状態を目にすることも。
それでは意味がないのだという話を繰り返ししたものの、ちっとも楽しそうではないし、せっかく一時いい感じになってきていたというのに、何があったんだろうと気になっていました。

原因はわからぬまま夏を迎え、夏休みになってもあまり変化は見られなかったのですが、これまた何があったのか、夏休み後半あたりから、レッスン中の表情が和らぎ、積極的に手が動き、しっかり考えられるようになりました。
レッスンで詰まって、続きをお家で考えてきてと言って渡したプリントを翌週出しながら、「自主勉してきたからバッチリ!」と明るい表情で自慢げに報告してくれた上に、確かに前回苦労していたものがしっかりできていました。(図形で、色々な名称を覚えておかねばならないようなところでもあったので、「自主勉」の効果は大きかったです。)

その後昨日までに数回レッスンがありましたが、ずっとその「いい感じ」がキープされていて、嬉しく思っています。
不調に陥った原因が何だったのかわからないままですし、また学校も始まり、行事で忙しくなったりもすると思いますので、ずっと好調というわけにはいかないかもしれませんが、考える力は少しずつでもついているのだなと、安心しました。

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2015年9月 8日 (火)

考える時間

レッスンはお休みでしたので、今日はダラダラしつつも、少し数学Aの予習をしたりもしました。
高校時代よく意味が分からぬままに、とりあえず公式的なものに当てはめてその場をしのいだ二進法のあたりまで進み、こんなの高校で出てきたっけ?と思うユークリッドの互除法とやらも登場。

難しいことが苦手な私の脳は途中で拒否反応を示しかけ、またその場だけやり過ごしたら…という思いがよぎりかけたのですが、それだともし中3くんがそれを理解できなかった場合に説明できない!と言い聞かせ、再び問題を考え直しました。

もし私が小学生の頃からしっかり考えて理解するということを積み重ねていたら、もしかしたらもっとスイスイスラスラ考えることができたかもしれませんが、そういうことを積み重ねて学習をしているという子は、世の中のほんの一握りなのではないかとも思います。
また、仮にある程度以上考えることができる子達であっても、高校の数学の学習内容と量、進度を考えると、やはり高校に進んでからじっくり考えるというのは、他教科の兼ね合いもありますし、相当ハードなのではないかなと思います。

今来ている中3くんは中高一貫校のため、中3にして既に数学Ⅰと数学Aを学習し、それぞれの半分あたりまで来ていますから、完全に1年は先取りをしている感じでしょうか。
もちろん個人の能力差もありますから、難しい面もあるのかもしれませんが、なんとかもう少し中3までに学習する内容を増やす(高校の数学のうち中学までに回せるものを回す)ことはできないのかなと、そんなことを思ったりします。

まあ、なかなか簡単にはいかないことなんだろうとは思いますが、学校としてそうするのが無理であれば、自分で先に進めていくということもひとつの方法かもしれませんね。

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2015年9月 7日 (月)

オフでした。

今日は1日降ったりやんだりでしたね。
というわけで、外出しようかなと思っていたのに、結局家でダラダラ過ごしてしまいました。

先週水曜にリハビリに行って、家でも取り組めることを教えて頂いたので、時間を見つけてちょくちょく取り組んでいます。
少しは効果が出ているのか、じっとしているときの鈍痛というのはあまり感じなくなりました。
痛み止めの注射をしてもらったからかと思っていましたが、右はもう2週間、左も1週間経っていますから、その効果だけではないんじゃないかなと。

時間をかけて悪化させてしまったことなので、すぐすぐ治るものではなさそうですが、恐らく正しいだろうと思えるリハビリを受けられることになり、痛いながらも気持ちは随分楽になりました。
ご心配頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

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2015年9月 6日 (日)

積極的にかかせよう

教室を始めた当初、お世話になった先生のお考えでは、考えている途中に積極的に紙にかかせるということは勧めておられなかったため、それに倣って、なるべくかかないで頭の中で考えてもらうことを優先していました。
もちろん、それでもきちんとできる子、かくまでもなくスイスイ解いてしまう子もいましたが、中にはそれだと苦しそうな子もいて、少しずつ頭の中だけで考えるのが難しそうな子にはかくよう促すようになっていきました。

それは今でもそうなのですが、かいてはいけないと思っているのかな?と感じるような子達がちらほらいるのです。
算数が得意な子であれば、こちらがびっくりするぐらい頭の中で何かが見えているんだろうなという感じであっという間に答えが出てしまうこともありますが、じっくり考えるタイプの子達の中で、どちらかというと頭の中にイメージを描くことがあまり得意ではない(どちらかといえば女の子にそういう傾向が見られますが)子でも、かこうとしない子が少なからずいるのです。

最近はそう感じたら積極的にかくように促すのですが、それでもなかなか手が動かず、見えるようにした方が考えやすいよ、わかりやすいよと機会があるごとに声をかけています。
色々な先生方の本などにも書かれていますが、算数や数学の得意な子は、問題を読みながらどんどん手が動くことが多いと。それも、自分が読めればいいんだからという感じの文字で書くので、そういう子達のノートの類は決して整然としてはいないと。

恐らくそういう傾向はあるんだろうなと感じますし、その反対で手が動かない子、書くことにこだわって丁寧に丁寧にとか、ちっちゃな字でくちゅくちゅっととか書くような子で算数が得意という子は少ないように感じます。
それも何か脳の仕組みなどの影響なのかもしれませんが、仮にそうだとしても、苦手なのに書かないとますます問題を難しく感じてしまいますし、時間も余計にかかってしまうことが多いのではないかと思います。

考えることは時間がかかるというのは事実ですが、ある程度の期間を経ても変化がなかなか見られない場合はこれまで以上に積極的にかいてもらうこと、また、かいたものは原則として消さないことを声かけしていこうと思います。

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2015年9月 5日 (土)

これじゃダメなのかな。

今週のあるレッスンでのこと。
発達上の困難があって、学校で勉強ということをほとんど経験せぬまま数年を過ごした子と一緒にレッスンをさせてもらうようになって1年以上が過ぎました。

その子を見ていると、その子の周りはとてもゆったりとした時間が流れているような気がして、理解する力は恐らく平均からすると弱いところがあるのだと思うものの、その子なりにきちんと理解しながらゆっくりしっかり前進しているのを感じます。

学校などで誰かと競いながら勉強したことがないこともあるんだろうと思いますが、どこまでもマイペースで、また、一般的な方法ではなかなか理解しづらそうな場合、色々な方法を提示してみるため、ときには極めてまどろっこしい方法が一番しっくりくるようなこともあるようで、もしこれが学校だったら、その方法はよしとしてもらえないんだろうなぁと思いながら見ているときがあります。

普段もその子なりにわかりやすい方法を使って考えることはたとえそれがまどろっこしい方法でもきちんと答えが出ているようであればよしとしているのですが、今回のレッスンである問題を考えていた時、私は何も言わなかったのですが、自然とその子が書いた方法を見て、ああ、これはその考え方が一番わかりやすかったんだなぁと改めて気づいたことがありました。

というのは、「3000-259」というような問題だったのですが、計算用紙におもむろに「2999-258」とそれぞれから1引いた数に書き直してから計算をしてたのです。
その子にはもちろんもう筆算も指導しましたし、そのときには一応できるようにもなったのですが、どうやら筆算で出す答えは何かすっきり納得がいかないようで、その子なりにいつも計算用紙にあれこれ書きながら考えています。
そして、ぴったりの数からの引き算は筆算で何度も練習をして、その時には意味も理解できたようだったのですが、最終的にこの子の中では1減らしてから考える方法が一番しっくりいったんだなぁと、その時わかりました。

上からどんどん繰り下がっていく感覚がすんなりわかる子もいるのですが、そこがなかなかピンとこない子には1小さい数がわかるかどうか尋ねてみることがあり、1小さい数がわかるようであれば、考えられるよね?というような流れで進めることがあります。
ほとんどの子は、そういうことを経た後に筆算などをすると、その後は筆算ですんなり解く、もしくは暗算ですんなり解くようになっていくのですが、今回のその子の場合、計算自体がゆっくり時間がかかることもあって、少なくとも今その子はその方法なら自分できちんと考えられるのなら今はそれでいいかなと、そう思って見ていました。

でも、もしこれが学校だったら認めてもらえないのかもしれないなと。
今後その子がどんな道を歩んでいくことになるのかはまだわかりませんが、この先色々な考え方を認めてもらえる学校や試験へと変わっていったらいいのになぁと思います。

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2015年9月 4日 (金)

更新お休みします。

すみません。

リハビリに行ってから、筋肉痛のような状態になるかもしれないというようなことを言われた気もするのですが、ようやく自宅でも自分で取り組めるリハビリを教えてもらい、更には言われていることが腑に落ちたこともあり、水曜にリハビリに行き、今日は出勤前に二度ほどリハビリらしきことをしたせいなのか、もみかえしというかなんというか、ちょっと辛くて食事の後ゆっくりしていたらしばし寝入っており、全米オープンテニスで日本人選手が頑張っていたので見入ってしまい、その後寝直したりしていたもので、更新しそびれてしまいました。

形だけの更新で失礼します。

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2015年9月 3日 (木)

考えさせられたこと

月曜になんだかなぁとちょっと納得いかない気持ちで出直すことになったリハビリに今日の午前中に行ってきました。
待たせるだけ待たせて、そのときには一応謝ってもらったものの、今日もう1回、すいませんでしたと言ってもらったら多少はスッキリするんだけどなぁと思いながら行ったものの、前回のことにはひと言も触れてくれず。
心の中ではまだ減点状態のまま。

これでリハビリも特にこれといったものがなければ、リハビリは近場の整形に戻ろうかと思っていたのですが、最初にこれまでの経緯などを話した後に始まったリハビリは、痛みが出始めてからこれまで触られたことのなかった筋肉に触れられ、それはそれは飛び上がるほど痛くジタバタしてしまったところ、「ここ、痛いですよね。ガチガチですね、すごいです。」と。
でも、療法士さんはこのぐらいしか力を入れてないんですよと痛みのない部分を押さえてくれたのですが、信じられないぐらい軽く押しているだけでそんなに痛いのかと。

その後も療法士さんにこれまで気になっていたことを投げかけると、「ああ、それが原因でしょうね。」と言われたり、これまでの見立てとは違う意見が聞けたり、とにかくいちいち納得がいく、正に「腑に落ちる」感じで、「すぐに治るもんではないので」と言われはしましたが、これまでの4か月近い日々はなんだったんだろうと、そんな気持ちになりました。

まだ目に見えた効果は出ていないものの、ほんの1時間ほどのリハビリで、初めて自分で納得してがんばれそうと感じました。
家でするように言われたこともこれまでとは全く違い、また、痛いのを我慢して動かしても、痛い部分を庇って別の部分を使って動かそうとするだけなので、根本的解決にはならないとも言われ、いろんな面で救われた気持ちになりました。

もちろん、まだ今回のリハビリの方針で確実に効果が出るかどうかはわかりませんので、今これを言うのは早いのかもしれませんが、今回のことで改めて色々考えさせられました。

これまでかかっていた整形外科の先生や療法士さんはそれぞれご自身なりにどうすればよいかあれこれ考えてくださっていたのは間違いないと思います。
でも、効果が全くというほど感じられず、何度も先生に訴えた結果、「肩の専門家」のおられる整形外科が有名な総合病院を紹介してもらえたのです。
もし私が何度も訴えていなければ、まだ新しい病院には行っていなかっただろうと思いますし、先生方も良かれと思って考えられることをあれこれしてくださったのだろうと思います。

ですが、同じ整形外科医、同じ理学療法士というお仕事でも、人によってこうも見立てや対応が違うのかと、正直びっくりしました。

で、少し自分の仕事のことを考えました。
その昔、まだ塾講師をしていた頃、計算は得意なのに算数の文章題が苦手という子たちが少なからずいて、そういう子達にはどう対処したらよいのかよくわかりませんでした。
実際、学校や塾などで先生にそういう相談をすると、本を読ませてくださいとかいうような答えが返ってくることもあるようですが、いくらたくさん本を読んでも、算数の文章題が解けるようになるという効果はほとんど望めないだろうと思います。

でも、知らないから、自分の知識や経験で考えられる範囲から、効果があるのではないかと思う方法を提示してしまうんだろうと思います。
もちろん、悪気なんてありませんし、子どもにとって少しでもよいように、自分なりには精一杯考えての提案だったりするわけです。
文章題のことは一例として、そういうことは色々あるんだろうなと。

きちんとわかっている方に診てもらえばあっという間に納得のいく対処がしてもらえるけれど、一般人からすると、誰がきちんとわかっている方で誰がそうではないかということは普通は判断できません。
しばらく通院してみて、どうも違うんじゃないかなぁと思いながらも続けるとか、しばらく続けた後で思い切って病院を変えるとか、そういうのが普通なんだろうと。

それは私たちのような仕事においても同じようなことが言えるのかもしれないなと。
私はこれまで、ごく限られた方にではありますが、自分はお役に立てないのではないかと思うと、体験などの早い段階でお伝えしたこともありますが、通ってきてくれる子達には自分の考える「最善」で対応させてもらっています。
ただ、それが本当にその子にとって「最善」なのかどうかの判断はとても難しいものだとも感じています。
だからこそ、もっと勉強しなくてはとも思いましたし、もしその子にとってうちに来てもらうよりもっとよいのではないかと思う選択肢があれば、きちんとお伝えするという姿勢はこれからも守っていかなくてはと思いました。

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2015年9月 2日 (水)

何か伝わったかな。

何度でも話をしようと思ってはいますが、今日また、筆算を意味を考えずに訳のわからない答えを書いては何度もやり直し…ということをしていた子がいました。
そこで、何度もこれまでに話していると思うけどと前置きをし、いつもの話をしようとしたのですが、それでは伝わっていないんだろうと思い、本人に質問をしてみました。

「ねえ、なんで勉強してるの?」

少し考えて「賢くなるため」と答えが返ってきました。
そこで、「どうしたら賢くなると思う?」と更に尋ねると、「いっぱい勉強したら」という答えが返ってきました。
「どんなふうに勉強したら賢くなると思う?今やってるみたいに、適当に計算して、違ったらやり直してってしてたら賢くなる?」と尋ねると、考え込んでいます。

そこで、先日ブログにも書きましたが、次はこう尋ねてみました。

「小さい子が難しい漢字をたくさん覚えててね、漢字は合ってるんだけど、読み方も知らないし、どんなときに使うかも知らないんだけど、それって賢いのかな?」

すると、少し考えて「賢くない」と答えたので、「なんで賢くないの?難しい漢字ちゃんと覚えてるのよ?」と尋ねると、「読み方も使い方も知らないんだったら覚えてても意味ない」という答えが。

そこで「そうよね?意味もわからないのに覚えてたって賢くならないよね?今やってる筆算、どんな答えになるか全然わからないけど、何度もやり直して、とりあえずマルになったって、そういう勉強してたら賢くなる?」と。

そこで随分黙っていましたが、もしかしたら今回初めて私が言い続けていたことが少しだけその子に伝わったのかもしれないなと思いました。
もちろん、まだ子どもなので、これからも同じようなことを言わなくてはいけないときがあるだろうと思いますが、ほんの少しでも何か感じてくれていたらいいのになと思いました。

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2015年9月 1日 (火)

診断結果

もう日付変わっておりますが、月曜はレッスンがお休みで、先週に続き、もう片方のMRIを撮ってもらうため、病院に行ってきました。
両肩のMRIを見て頂いた結果、意外というかなんというか、痛みがマシな右はいわゆる五十肩で、痛みが強い左はなんだかわかりませんが、炎症を起こして肩関節の周りに水がたまっている状態だとか…。
筋肉や骨には特に異常なしということで、痛み止めを使いながらリハビリしていって様子を見ましょうということになりました。
よかったのかどうかはわかりませんが、ある程度、考えられる検査は全てしてもらったような状態で、その上でリハビリということになったので、一応スッキリしました。(痛いですけど…。)

特に右は痛くても動かしなさいという一般的な五十肩ということのようですので、頑張って何とか少しでも早く普通に動かせるようにしたいと思います。
しかし、左肩は何が原因でそんなことになってしまったのかは不明です…。

さて、明日からは9月。新学期のスタートですね。
暑さも随分和らぎましたし、またみんなにしっかり頑張ってもらいたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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