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2015年8月11日 (火)

説明させる効果

これまで読んだ本などにも書かれていましたが、人に説明させることは理解を深めるためであったり、考えを整理するためであったり、色々な場合に効果があると感じます。
特に、国語の簡単な記述問題などでも苦戦してしまうような子の多くは、何かを人に説明することが苦手な場合が多いように感じます。
少し難しい言葉の意味を、それを知らない小さい子にでも分かるように説明してみてなどと促すと、本人がきちんと理解していなければ説明できないのはもちろんですが、更にそれを難しい言葉を使わず説明するとなると、辞書で調べただけでは不十分だったりもするわけです。
その子がまず何らかの説明をしたとして、分かりにくい言葉や、小さい子では理解できないであろう部分を更に聞き返したり、文のつながりがおかしいところや、主語や述語がなくて表現が曖昧だったりするところを再度言い直させたり、そういう積み重ねは国語の力としても、考える力としても、大切な力を高めるために有効だろうと思います。
もちろん、ご家庭では常にそんなことをしていると、子どもも息が詰まるかもしれませんので、時間を決めて5分だけとか10分だけとかでも、積み重ねるときっと効果があるのではないかと。
国語の力、言葉の力は一朝一夕なに身につくものではありませんので、そういう日々の積み重ねも大事になってくるのではないでしょうか。

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