おじいちゃんとおとうさんは7歳違い?!
今日のレッスンで思わず笑ってしまった出来事がありました。
レッスンも終盤になってきて、恐らく何かおかしなスイッチが入ってしまったせいもあったのだと思いますが、1年生の子が「おじいちゃんは73さいです。おとうさんは45さいです。おじいちゃんとおとうさんとでは、なんさいとしがちがいますか。」という問題を読み終えるとすぐ、「たしざんやね。」と言ったので、小さい子は言っていることとすることが違っているときもあるし、やってみておかしいと気づくかもしれないので、少しの間様子を見ていました。
しかし、「73+45=」と書いたところで考え込んでいます。まだ100までの足す引くしかしていないので、100を超える答えを考え込んでいるようにも見えます。
そこで、「ねえ、○○ちゃんは何歳?」と尋ね、「おねえちゃんは何歳?」と尋ねた後で「○○ちゃんとおねえちゃんは何歳違い?」と尋ねると、少し考えて「4歳」ときちんと答えてくれました。
それで気づいてくれるかと思ったのですが、次にその子の口から出たのは「おじいちゃんとおとうさん、関係ないやん。」という言葉。
「○○ちゃん、おじいちゃんいる?」と尋ねると、「うん、いる。」というので、「お父さんのお父さんか、お母さんの…」「お母さんのお父さん。」と。
その後もなんだか会話がかみ合わず、何を勘違いしているのかなと思いながらも、式はあとでいいから何歳違いか考えてみてと言ってみたところ、少し考えた後出てきた答えは…。
「7歳違い!」
………。
「ねえ、おじいちゃんとおとうさんが7歳違いっておかしくない?」
「え?なんで?」
「おじいちゃんが7歳の時にお父さんが生まれたことになるよ?」
「え?」
「○○ちゃんに赤ちゃんが生まれて、○○ちゃんが赤ちゃんお風呂に入れてあげたり、ご飯作ってあげたりしないといけないよ?」
「え、無理。」
その後、色々やりとりをした末、答えは出たのですが、そういえば…とまだ塾講師になりたてだった頃のことを思い出しました。
まだどうにか20代だった頃、普段は担当していない小1のクラスを少しの間見ておかなくてはならなくなったことがあって、そのとき、初めて話す私に子ども達はあれこれ質問をしてきました。
その中で、何人かの子が「先生、いくつ?」と尋ねてきたので、「う~ん、みんなより結構年上かな。」とかなりいい加減にぼやかして答えたところ、ひとりの子が「12歳?」と。
それを聞いてひとりで心の中で大笑いしてしまったのですが、その頃その子達は6歳ぐらいで、12歳となれば倍の年齢ですから、そりゃかなり年上ということなのかもしれないなぁと。
それを思えば、今日の1年生さんも「7歳」というのは結構歳が離れている感覚だったのかもしれませんね。
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