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2015年8月31日 (月)

オフでした。

というわけで、部屋の掃除ぐらいはしたものの、いつもの休日のように世界陸上見たり、サッカー見たり、懐かしのマイケル・チャンさん17歳の名試合を見たりしつつ、ぐだぐだと過ごしてしまいました。
明日は8月最終日。そして、右肩のMRIと先週撮った左肩のも踏まえた上での再診。さて、どんな診断になるでしょう。

9月からもどうぞよろしくお願いいたします。

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2015年8月30日 (日)

どちらがいいのか悩むけど。

教室に来てくれる子達の中に算数が苦手、数の感覚が身についていないという子が時々います。
最近は少なくなりましたが、以前はそろばんやプリント反復の教室などで計算などをかなり「訓練」してきた子などの中にも、計算の仕方は知っているけれど、その答えが正しいかどうか判断がつかず、全く桁が違うような答えを書いてもおかしいと感じないというような子達がいました。
そういう子達はほとんどが、自分が出した答えについて「合ってる?」と聞いてきます。

今来てくれている、算数に関して発展途上の子が2ケタ×2ケタの掛け算の筆算をしているのですが、その子はまだ数の感覚が乏しいので、あり得ないような答えを書いてもおかしいかどうか気づきません。
それでもやり方を覚えようとして、書いた答えを「これ合ってる?」と何度も聞いてきます。

学校や一般的な塾などでは、苦手な子にはとりあえず答えが出せるようにやり方を教え込むということも珍しくないのかもしれないなと思います。
またご家庭などでも「合ってる?」と聞かれたら、YesかNoを答えることもあるのではないかと思います。

でも、その子は自分ではその答えが正しいのかどうか全く実感できていない状態でマルをもらうことにどれだけの価値があるのか、私にはまだよくわからないのです。

ですから、その子には時間がかかっても、足し算などを繰り返して答えがいくつになるのか本人がある程度納得できる方法で(ただ、時間はかかりますし、傍から見ているとかなり回りくどい方法で)考えてもらっています。
そういうことを何度も繰り返すうち、少しずつかもしれませんが、2ケタと2ケタをかけた答えがどういうふうに考えたら出てくるのか、10倍したら答えはどうなるのか、そういうことに気づいていってくれるのではないかと思うからです。

もちろん、高学年や中学生になって、学校の進度が速くなってくると、じっくり時間をかけることは難しくなるかもしれませんが、それが可能な間はとにかく自分が納得して答えを出してくれることに重きを置いています。

このこだわりは正しいのかどうか迷うときもありますが、あるたとえを考えたとき、今はこれでいいのではないかと思えました。

というのは、例えば小さい子が難しい漢字をたくさん覚えているとか、英単語がたくさん書けるとかいうようなことがあったとして、漢字や英単語は書けるけど読み方や意味、使い方を知らないとしたら、それはほとんど役に立たない記憶なのは間違いないはずです。

もちろん、ここで意見が分かれるとすれば、意味なんてわからなくても、頭が柔らかいうちにとりあえず覚えさせてしまって、後から意味や使い方を理解すればいいのだという立場の方もおられるだろうということです。
それもある面では正しいのかなと思いますが、頭が柔らかいうちは機械的暗記より、頭の色々な部分を使うことの方が大事なのだと思っていますので、やはり私は回りくどい方法であっても、本人が正しいかどうか考えられる方法があるのであれば、その方法をまずは優先していきたいと思います。

発展途上のその子がなんとか3、4年ぐらいまでの間にしっかりとした力を身につけてくれたらと、今は願っています。

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2015年8月29日 (土)

明日で夏休みのレッスンもおしまい。

すみません。
更新せぬままに寝入ってしまい、そのまま忘れてレッスンをして、既に夜になってしまいました…。
今日の更新は形だけで失礼します。(書こうと思ったことはあったのですが、忘れなければまた書きます。)

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2015年8月28日 (金)

ニュースを見ていて思うこと

まだ具体的なことが決まったわけではないようですが、国として、知識偏重のこれまでの入試を考える力を問うようなものに変えていくという方針が打ち出され、どういう形で変えていくかを検討しているようですね。
夜の評論番組で、大学入試を成績上位層が受けるものと中堅以下が受けるものとに分け、上位層には考える力を要求するような問題、プロセスも重視されるような問題を解くことを求めるような試験にしていくというような方針が出されたと話していましたが、さて、今の学校のシステムで本当にそんなことに対応できるんだろうかと思ってしまいました。

もちろん、考える力を重視することは大事なことだと思います。
戦後の高度経済成長期には、画一的な作業をこなせる「コマ」になるような人間がたくさん必要で、そのために基本的なことができる人間、処理能力の高い人間を量産するために考えられた学校教育が今もまだ続いているというようなことを本で読んだことがありますし、それはなんとなく納得もします。

そして、現代の社会では単純作業は機械やロボット、人件費の安い海外で…というように変わっていく中で、単純作業しかできない、自ら考えることができない人は、俗にいう「ブラック企業」などで長時間低賃金の労働を強いられたりという可能性が高まってしまうのだろうということも恐らくそう間違ってはいないだろうと思います。

よく言われるわかりやすい例でいえば、昔はそろばんや暗算など計算が速いというだけでもその能力を高く評価されていた時代があるだろうと思います。
しかし、今の時代、単純計算であれば電卓、難しい計算であってもコンピュータなどが、人間より遥かに速く正確に処理してしまうようになったので、単に計算が速くても、それはもうほとんど評価されなくなっているだろうと思います。
仮に計算などの能力に限定した場合、今の時代に必要になるのは、機械が出した答えが正しいのかどうか判断できる力であったり、機械はしない工夫を考え出すことであったりということではないでしょうか。

とすれば、どうすればそういう力が育つのか。
それはやはり小さい頃からしっかり考えること。時間がかかっても、納得するまで考え抜くこと。そういう経験をコツコツ積み重ねていくことが不可欠なのではないでしょうか。

今日のレッスンで中学生の子と話したのですが、私自身、数Aの確率やら順列やらの問題を考えながら、こういう問題を解くには、きっちり理詰めで考える力がなければほぼ無理だよなぁと感じると。
私は高校時代そんな勉強の仕方をしていなかったから、確率やらの問題はちんぷんかんぷんで嫌いだったと。

小中学校の間、機械的な処理をさんざんさせておいて、高校になっていきなり、さあ考えなさいと言われても、高校では学習する内容もより増えますし、もちろん難易度も上がりますから、ゆっくりじっくり時間をかけることはほぼ不可能です。
もちろん、現役で大学進学を目指すのではなく、ゆっくりじっくり時間をかけて勉強して受験をするということもできなくはないでしょうけれど、現実問題として今の日本ではそこまで腹をくくれる人はかなり限られているだろうとも思いますから、3年間の限られた時間でとなると、やはり高校生になってからではかなり厳しいものがあるのではないでしょうか。

子ども達を見ていると、小さいうちにしっかりじっくり考えて納得して進むということが当たり前になった子達は、数学に進んでも暗記することは極々僅かで済みますし、初見の問題でも考えることができるものが少なからずあったりもします。
説明もごく限られたことだけですぐに理解できることが多いです。(もちろん、個人の能力や興味の差などはありますが。)

小中学校の学校制度を大きく変えることなく、大学入試だけ、もしくは大学入試から変えるとなれば、小さいうちに学校以外のところで考えることを積み重ねてきた子達には喜ばしいことですが、考えることはマニュアル化できるようなものではありませんから、いわゆる詰め込み型、公式偏重型の指導をしているような塾は今後どんなふうになっていくんだろうなと思ったりもします。

うちのような小さな教室は関わらせて頂いているお子さんも限られていますが、少なくとも本気でそういう方向に入試を変えていくというのであれば、子どもにとっても私にとっても嬉しいことではあります。

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2015年8月27日 (木)

今日はいい日でした。

昨日のことを反省しつつ、今日の最初のレッスンはお休みの振替の加減で昨日がっつり怒った子がまた来ることになっていました。
今日はもう怒りたくないから、もし宿題がいい加減でも怒らずに、ただもう本人のしたいようにさせようと思っていたのですが、出された宿題を見ると、昨日の今日だというのに、これまでやってきた中でも一番ぐらいにきっちりやってきたんじゃないかというぐらい、しっかり取り組まれているのが一目でわかりました。
あんなに怒ったから、へそを曲げて私のことを嫌いになっていても不思議ではないし、これまでさんざん言われても変わらなかったのだから、さすがに昨日の今日じゃと思っていたのに、そこまでやってきてくれたのを見て、なんだかとても感激してしまいました。

その後も、来てくれた子たちのほとんどがレッスンにしっかり取り組み、こんなこともできるのか!と驚かせてくれたり、以前は嫌がって取り組もうとしてくれなかったものに前向きに取り組んでくれた上、しっかり解き切ってくれたり、色んな嬉しいことがありました。

夏休みのレッスンもあとわずかになりましたが、みんなのお蔭で今日はいい日になりました。

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2015年8月26日 (水)

反省。

今日はほぼ全てのレッスンで怒ってしまい、レッスン後には疲れと共に反省の念が…。

もちろん、理不尽なことで怒っているつもりはありませんし、ただ腹立ちまぎれに感情をぶつけるというようなことにもならないように気を付けているつもりではありますが、とにかく今日は最初のレッスンの子たちの宿題がいい加減で、その上、ひとりの子はこれまでもう何度もやりたくなくて後回しにしていた問題を、そのたび注意をし、お盆のお休みがあってしばらく日が空いてもいたというのに、結局その問題には全く手を付けた気配のない空白のまま普通に提出をしてきた時点でついつい大きな失望感に襲われ、更には同じ時間のレッスンの別の子も、明らかに書きなぐってやっつけでやったとわかる状態のものが何枚もあり、全問間違っているものなどもあって、それにも関わらず、「一生懸命やった」と言われ、更に追い打ちが…。

その子達に宿題などへの取り組み、勉強への取り組みについてはこれまで何度も話をし、嫌々でいい加減にやるのであれば身につかないし意味がないから、それならやらなくてもいいと思うというようなことも繰り返し話をしてきた上でのことなので、ショックも大きくて…。

その後もお休み明けなのになぜそれだけしかやってないの?というような状態の宿題を提出した子がおり、かと思えば、既に学習もしたことであり、学年を考えると、さすがにそれは身についていないとまずいのでは?というようなことを覚えていない子もおり…と、なかなか気分が持ち直すときがないまま最後まで…という感じになってしまいました。

でも、怒っていうことを聞かせるのは全く本意ではないんですよね…。
というか、ここは学校ではないのだし、嫌なんだったら無理してやらなくていいというのは割と本気で思っているので、意味も考えず、とりあえずやっつけで適当な答えを書いてきたような宿題なら、やらなくても本人は大差ないはずで、そういうことはその都度話すようにはしているつもりなんですが、結局は響いていないってことなんですよね、多分…。
要するに自分の力不足なんだよなぁと、怒った後には自己嫌悪に陥ったりもするのですが…。

明日は1日怒ることなくレッスンできるよう心掛けたいと思います。

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2015年8月25日 (火)

初MRI

今日は午前中に電車に乗って新たな病院へ。
レントゲンの後診察を受けたのですが、レントゲンと問診だけでは原因も特定できず、両肩MRIを撮ってみましょうかということになりました。

未体験で知らなかったのですが、MRIは1日に1ヶ所しか撮れない決まりがあるとかで、更にMRIも予約が必要とのことで、今日の午後の最終に空きがあり、来週月曜午前中に空きがあり…ということで、今日は一旦帰って出直し。来週月曜はまた朝から病院です。

しかし、初体験のMRIは音がうるさいとか閉塞感があるとかも確かにあったものの、動かないよう固定された際の、今日は撮影する方ではない右肩の角度が何か「いけてなかった」らしく、始まってほんの数分でズキズキと痛みが…。
20分ぐらいと言われたのですが、とにかく右肩の痛みとの闘いで、もう本当に無理かも…ブザー握らなきゃいけないかも…と思ったギリギリで終わりました。
しかし、冷や汗かくほどで、終わったらすっかりぐったり…。
今日は病院で1日終わってしまった感じです。
おまけにまだ解決もしていませんし…。

とはいっても、夏休みもあと1週間ほど。もう一息がんばって乗り切りたいと思います。

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2015年8月24日 (月)

オフでした。

そして、今日も例によって超ダラダラと過ごしてしまいました…。
明日は別の病院で診て頂く予定なので、何か進展があるといいのですが…。

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2015年8月23日 (日)

おじいちゃんとおとうさんは7歳違い?!

今日のレッスンで思わず笑ってしまった出来事がありました。

レッスンも終盤になってきて、恐らく何かおかしなスイッチが入ってしまったせいもあったのだと思いますが、1年生の子が「おじいちゃんは73さいです。おとうさんは45さいです。おじいちゃんとおとうさんとでは、なんさいとしがちがいますか。」という問題を読み終えるとすぐ、「たしざんやね。」と言ったので、小さい子は言っていることとすることが違っているときもあるし、やってみておかしいと気づくかもしれないので、少しの間様子を見ていました。
しかし、「73+45=」と書いたところで考え込んでいます。まだ100までの足す引くしかしていないので、100を超える答えを考え込んでいるようにも見えます。

そこで、「ねえ、○○ちゃんは何歳?」と尋ね、「おねえちゃんは何歳?」と尋ねた後で「○○ちゃんとおねえちゃんは何歳違い?」と尋ねると、少し考えて「4歳」ときちんと答えてくれました。
それで気づいてくれるかと思ったのですが、次にその子の口から出たのは「おじいちゃんとおとうさん、関係ないやん。」という言葉。

「○○ちゃん、おじいちゃんいる?」と尋ねると、「うん、いる。」というので、「お父さんのお父さんか、お母さんの…」「お母さんのお父さん。」と。
その後もなんだか会話がかみ合わず、何を勘違いしているのかなと思いながらも、式はあとでいいから何歳違いか考えてみてと言ってみたところ、少し考えた後出てきた答えは…。

「7歳違い!」

………。
「ねえ、おじいちゃんとおとうさんが7歳違いっておかしくない?」
「え?なんで?」
「おじいちゃんが7歳の時にお父さんが生まれたことになるよ?」
「え?」
「○○ちゃんに赤ちゃんが生まれて、○○ちゃんが赤ちゃんお風呂に入れてあげたり、ご飯作ってあげたりしないといけないよ?」
「え、無理。」

その後、色々やりとりをした末、答えは出たのですが、そういえば…とまだ塾講師になりたてだった頃のことを思い出しました。
まだどうにか20代だった頃、普段は担当していない小1のクラスを少しの間見ておかなくてはならなくなったことがあって、そのとき、初めて話す私に子ども達はあれこれ質問をしてきました。
その中で、何人かの子が「先生、いくつ?」と尋ねてきたので、「う~ん、みんなより結構年上かな。」とかなりいい加減にぼやかして答えたところ、ひとりの子が「12歳?」と。
それを聞いてひとりで心の中で大笑いしてしまったのですが、その頃その子達は6歳ぐらいで、12歳となれば倍の年齢ですから、そりゃかなり年上ということなのかもしれないなぁと。

それを思えば、今日の1年生さんも「7歳」というのは結構歳が離れている感覚だったのかもしれませんね。

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2015年8月22日 (土)

すみません…。

更新していないまま、もう22日の夕方になってしまいました…。
今日というか、昨日は肩のリハビリの日だったのですが、このところ状態が悪化しているので、週明けに一度別の病院で診察して意見を聞くということになりました。
これで何か進展があるといいのですが…。
というわけで、今日の更新はお休みさせてください。

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2015年8月21日 (金)

初めにどう習うか。

これまでにも何度か思ったことがありますが、今日またそれを痛感する出来事がありました。
年長の頃から通ってくれていて、現在4年生になった子が、週1回は通ってくれながら、先日から受験塾にも通い始めました。

元々算数のセンスはかなりいい子だったので、まあ大丈夫かなと思っていたのですが、その子でさえ、あまりの進度の速さに、きちんと理解できぬままにどんどん行ってしまうと感じているようでした。
その子がその状態を気持ち悪いと感じたようで、おうちの方も個別指導をしてもらえるところに移ることを検討されたと伺っていたのですが、その子がお盆休みが明けてレッスンに来ました。

新しい教材を進めていくにあたって、既に習って理解しているところはまたやるのはつまらないだろうと、何を習って何を習っていないか確認してみたところ、倍数・約数のあたりは既に集団塾でも個別の塾でも習ったけど、よくわからないとの答えが返ってきました。

そもそも、倍数・約数のところは、応用問題などの難しい問題でなければ、そんなに難しいところではありません。
教室に来てくれる子達とレッスンをしても、ほとんどすんなり進んでいける単元でもあります。
それが、もともと算数が結構よくできるその子が二度習ったにもかかわらず、あまりよくわからないというので、不思議な気持ちになりながら、試しに問題を見てもらったところ、本当の本当にわかっていませんでした!

その後丁寧におさらいをしたのですが、既に一度「よくわからない」という感覚を持ってしまったせいか、普段のその子からすると、どうも反応が今ひとつで、「ああ、そうか!」というような反応が見られないままでした。
もちろん、先にうちで一緒にやっていたらどんな反応だったかはわかりませんが、これまでのその子からすると、きっと難しいと感じることはなかったのではないかなと思うので、やはり最初にどんな風に習うかはとても大事なんだなと感じました。

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2015年8月20日 (木)

漂う自信

小さい子たちの成長は本当に早いものですね。
もちろん、急に成長したなと感じるときもあれば、コンディションによってダメダメなときもあるのが小さい子達なのだとも思いますので、今回のレッスンでバッチリだったから、次もバッチリなんてことはないのもわかっていますが。

今日のレッスンでは、ほんの少し前までは毎回のようにグダグダになっていた子がいい表情でレッスンに取り組んで、以前とはまるで別人になったぐらいの落ち着きを見せてくれました。
取り組んでいるときの姿には自信が漂っていて、カッコいいなぁと感じるほどでした。

別の子は、レッスンでの波が割と激しいタイプの子なのですが、今日はレッスンの間ずっと落ち着いた表情で問題に取り組んでくれて、終盤に疲れは見せたものの、イライラすることも悲しくなることもなくレッスンを終えてくれました。

連休明けで昨日は宿題の取り組みがいい加減な子が多かったり、レッスンでも今ひとつ頭が回っていないように感じる子が多かったりして、パワーを使い果たしたような1日になってしまいましたが、今日はおおむね穏やかに、みんなしっかりがんばってくれました。
気候も少し過ごしやすくなってきましたし、このままみんながいい調子で夏休みを終えてくれるといいなと思っています。

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2015年8月19日 (水)

夏休み後半のレッスンが始まりました。

連休明けで頭がついていけるかどうか少し不安でしたが、そんなことに不安を感じている余裕すらないほど、13時半にレッスンが始まったら、ノンストップで20時50分まで。
おまけに、宿題への取り組みがいい加減な子が何人もいたり、さすがにそれがわからないというのはちょっと…というようなものがわからなかったと普通に言ってくる子がいたりで、心穏やかにレッスンを終えることもかなわず…。

今日また強く感じたのが子どもの国語力の差はどこで大きくなるのかという疑問。
もちろん、興味関心にもよるでしょうし、元々の能力さなどもあるのだとは思いますが、例えば、文のねじれに気づくかどうかなどは、正しい表現に触れた機会の差などにもよるのではないかなと思ったりします。

簡単な例でいえば、その子の周囲の大人が日常的に使っている言葉が国語的に正しくないものであったり、単語での会話が主であったりすれば、子どもにとってもそれが言葉のベースになってしまうのは自然なのだろうと思います。
外を歩いていると時々、小さい子に向かってかなり乱暴な言葉遣いをしている親御さんを見かけることがありますが、日常的にそういう言葉遣いをする親御さんの元で育つ子は、最初に身に着ける言葉がその乱暴な言葉だったりするのかもしれませんし、文法だの、言葉の正誤だの、そんなことは小さい子にはまだ判断がつかないでしょう。
もちろん、ある程度成長し、本人の意思で学ぶことはできるとしても、スタート時点で「国語」という面だけで見ると、その子にとってはハンデになるかもしれません。

ほんの一例ではありますが、自分が子どもの頃、うちの母親はいわゆる「係り受け」に結構うるさい人で、今はもうどちらでもよくなってしまったようにも思いますが、昔は「全然」と「全く」は同じように使える言葉ではなく、「全然~ない」というように、全然の場合は打消しを伴う使い方をせねばならなかったと思います。
つまり、「全然いい」というのは国語的に間違いというようなことになるわけですが、「全然」を使っておきながら否定語を伴っていないと、母は必ず指摘してきました。テレビなどで間違った使い方をしていても、「あれはおかしい」と言わずにはいられないような人でもありましたので、子どもの頃からそういうことを意識する環境はあったような気がします。

そう言いながらも私はあまり難しい言葉を知らないので、えらそうなことは言えませんが、少なくとも小中学生ぐらいまでの子ども達の国語の力は、日常生活の影響もかなり大きいのではないかと思えてなりません。

接続詞を選ぶ問題がとても苦手な子がいて、4択を3回外すようなこともあったりすると、全く理解できていないということなのではないかと不安になります。
ただ、それを週1回とそれに伴う宿題だけでフォローできることは限られていて、もどかしさを感じています。

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2015年8月18日 (火)

夏休み最終日

今日はリハビリに行って、しかし相変わらず全く改善の兆しも見えず、いったん帰宅して出勤しようと思ったら豪雨で足止め。
ついぐずぐずしてしまって、夕方数日ぶりに教室へ。
明日のレッスンの準備をして、少し予習などもして、だんだんと肩が辛くなってきたので、早々に切り上げて帰路に。

明日から気合いを入れてがんばらないといけません。
まあ、明日はいきなり頭をフル回転させなくてはいけないスケジュールなので、かなりの荒療治になりそうですが…。

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2015年8月17日 (月)

夏休み5日目

これほど予定なくだらだらと過ごし倒したお盆休みはなかったのではないかというぐらい何もせぬまま、今年の夏休みが終わろうとしています。

お休みの間に少しでも改善してくれたらと思っていた腕の具合も全く改善せず、おまけに食あたりまでして、今日は結局まだ完全に復調とまではいかず、出勤せずに少しだけ家で予習などするにとどまってしまいました。

明日は火曜のレッスンの準備などのため必ず出勤せねばというところですが、連休明け初日のレッスンはお昼一番から21時前までびっちりの予定なので、頭がついていけるかどうか些か不安です…。

それにしても、もう火曜からは8月後半のレッスンで、夏休みもあと2週間ほどですね。
過ぎてしまえば早かったなと思うんでしょうね。

火曜からまたどうぞよろしくお願いいたします。

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2015年8月16日 (日)

夏休み4日目。

食あたりの影響で食欲も出ず、夕方なんとか家族で恒例のお盆の流しには行ったものの、晩までぐったり。
晩になってようやくお粥を食べたあたりで少し復活しましたが、結局何もせぬままお盆休みも終わります…。
まあ、お休みをダラダラ過ごしても構わないのでしょうけど、休むにしろ、仕事するにしろ、もっと積極的な時間の使い方ができないものかと、連休が終わるたび思う、成長のない自分です…。

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2015年8月15日 (土)

夏休み3日目。

今日こそはちょっと仕事をと思っていたのですが、結局ぐだぐだに…。
おまけに夜に食べた何かがまずかったようで、深夜になって食あたりの症状が…。
大人になって食あたりは三度目なのと、一度目、牡蠣にあたったときが強烈だったのとで、多少は冷静でいられたものの、今回は両腕の痛みもあり、苦しいからと体勢を変えようとすると腕に激痛が…みたいな、余計な辛さもくわかって、お盆に救急車とか絶対イヤやし…と、とにかく治まってくれることを祈りつつの時間を過ごしました。
こんな感じで4日目もぐだぐだになりそうな予感…。

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2015年8月14日 (金)

夏休み2日目

何もせぬまま過ぎてしまいました…。ああ…。

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2015年8月13日 (木)

夏休み1日目

今日はお盆休み唯一決まっていた予定で、友人たちとランチに行き、ちょっと日用品などの買い物をした後、少しだけ出勤したのですが、両肩の具合がいつもに増してどうにも不調で集中できず、早々に切り上げて帰宅。
その後はダラダラぐずぐず過ごしてしまいました。

お休み初日なのですが、なんだかずっと土曜のような気分なのはなぜでしょう…。

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2015年8月12日 (水)

教室も夏休みを頂きます。

今日(11日)で夏休み前半のレッスンは終了しました。
明日から17日まではレッスンはお休みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。

例年特に何の予定もない夏休みですが、今年は例年以上に引きこもって何もしないお休みになりそうです。
少しでも両腕の具合がよくなってくれるとよいのですが…。

この時期お休みの方も多いかと思います。
よい休日をお過ごしください。

お休みが明けたらまたよろしくお願いいたします。

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2015年8月11日 (火)

説明させる効果

これまで読んだ本などにも書かれていましたが、人に説明させることは理解を深めるためであったり、考えを整理するためであったり、色々な場合に効果があると感じます。
特に、国語の簡単な記述問題などでも苦戦してしまうような子の多くは、何かを人に説明することが苦手な場合が多いように感じます。
少し難しい言葉の意味を、それを知らない小さい子にでも分かるように説明してみてなどと促すと、本人がきちんと理解していなければ説明できないのはもちろんですが、更にそれを難しい言葉を使わず説明するとなると、辞書で調べただけでは不十分だったりもするわけです。
その子がまず何らかの説明をしたとして、分かりにくい言葉や、小さい子では理解できないであろう部分を更に聞き返したり、文のつながりがおかしいところや、主語や述語がなくて表現が曖昧だったりするところを再度言い直させたり、そういう積み重ねは国語の力としても、考える力としても、大切な力を高めるために有効だろうと思います。
もちろん、ご家庭では常にそんなことをしていると、子どもも息が詰まるかもしれませんので、時間を決めて5分だけとか10分だけとかでも、積み重ねるときっと効果があるのではないかと。
国語の力、言葉の力は一朝一夕なに身につくものではありませんので、そういう日々の積み重ねも大事になってくるのではないでしょうか。

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2015年8月10日 (月)

オフでした。

今日も概ね(?)ダラダラしてしまいましたが、夕方少し出勤して仕事をし、晩は実家へ。
しかし、両腕の具合は悪化傾向…。
さすがに何か月も痛みが続いていて、リハビリにも通っているのによくなる気配がないと滅入りますね…。
まあ、これもいつかいい経験だったと思える日が来ることを願うことにします。

今週は月曜、火曜とレッスンをしたら教室も夏休みを頂きます。
例によって何の予定もないお休みですが、今年は不調により溜まってしまった仕事を少しでも先に進めなくてはと思っています。

月、火とどうぞよろしくお願いいたします。

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2015年8月 9日 (日)

繰り上がり

子ども達とレッスンをしていると、まだ1年生や2年生の段階ではしばしば、10が10個を超えたり、100が10個を超えたりと、繰り上がりの考え方が必要になってくるあたりで、苦労する時期があります。

もちろんこれも個人差があるので、苦もなくすんなりクリアしていく子もいますし、中には日常での経験などが乏しいことなどもあるのか、もう少し学年が上がっても苦労する子もいます。

ただ、繰り上がりで苦労する際よくあるのが、自分にとってまだなじみが少ない大きい数にすることが思い浮かばず、一つ小さい位で答えてしまうか、あれこれ考えた末、繰り上がりの数と繰り上がっていない数を足して答えてしまうというようなことです。

例えば、100円が35枚でいくらになるか考えているときに「350円」と答えてしまうのが前者のパターン、30枚の30と5枚で50円(10枚までは10、20、30…と考えていけるのでそこはほとんどの子が困ることはありません。)を合わせて「80円」と答えてしまうのが後者のパターンです。

普段からお買い物で小銭を見慣れているとか、おうちでお金を数える機会があるとかいうような子は比較的すんなりイメージできるように思いますが、そうでない場合は経験が足りていないということが大きいと思いますので、100円を35枚、絵に描いてもらって考えてもらうなど、目で見て考えられるようにして答えを出す経験を何度か繰り返してもらうようにします。

そんなことをしたり、成長と共に経験が増えたりする中で、ほとんどの子ができるようになっていきますが、ある段階で多くの子が同じような答えの出し方をするのが興味深いなと感じます。
それが成長の段階のひとつということなのかもしれませんね。

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2015年8月 8日 (土)

肩にヒアルロン酸…。

今日は全くレッスンに関係ない話題ですみません…。

今日は午前中にリハビリだったのですが、相変わらず全く改善の兆しも見えず、再度診察を受けることになった結果、これからしばらく週1ぐらいのペースで両肩にヒアルロン酸の注射をしますとのこと…。

ヒアルロン酸って、お肌にいいとか聞くことはありますが、肩に注入されることになるとは…、それも週1回、いつまで続くのか…。
で、注射の後は両肩に絆創膏を貼られ、明日の朝まで貼っておいてと言われたということは、これから週1回そんなことが続くということで…。(泣)

おまけに注射されたら、恐らく筋肉が拘縮してしまっているせいなのだと思いますが、しばらくは腕が重い感じで、おまけにすぐに効くというようなものでもないようなので、色々切ないです。(苦笑)

健康って本当にありがたいものですね。
早く回復してもらいたいものです…。

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2015年8月 7日 (金)

どこにスイッチが?

今週のあるレッスンでのこと。
うちに来てくれる子達で、年長さんや1年生の頃には、問題が難しそうだと感じるだけで瞬時に泣き出してしまったり、みるみる表情が不機嫌になって完全にやる気なし状態になったりという時期がある子達がいます。

そんな子が今も数人いるのですが、そのうちのひとりは、興味があることは本当に嬉しそうにニコニコ取り組みますし、へぇ~、そんなこともスラスラできるんだ!と思うようなこともある一方で興味のないことはその子にとっては絶対簡単なはずのことでもほぼ確実に拒否反応が出ます。
泣き出すこともあれば、不機嫌になって何を聞いても答えてくれず、適当なことを書いては違うと言われて消し、また何も聞こうとせずに何か書いては違うと言われ、そのうち泣き出すか怒りだすか、その両方か…という感じです。

今回のレッスンは序盤からなんだか不機嫌そうな空気を漂わせ、今日はこれ泣くか怒るかされそうだなと、ちょっと憂鬱になりつつも、問題をやってもらうために機嫌を取るというのは、なんだか子どもを馬鹿にしているような気がしてしまうので、やりたくなければやらなくてもいいよというスタンスを取ることになります。
といっても、やりたくなかったら…のフレーズは脅し文句として使うのではなく、本当に、お勉強は自分のためにするんだから、イヤだと思ってやっても賢くならないから、イヤだったら無理にしなくてもいいのだということを伝えるようにしています。

で、結局、まあ想定内ではありましたが、やはり怒りながら泣き出してしまい、見かねておうちの方がフォローに入ってくださったものの、もう小学生なので、ある程度言いたいことをおうちの方に吐き出したあたりで、これはもう一度大泣きされるか、もうイヤだ辞めたい!と言われるか、どっちかだろうな…と思いながらも、私としては穏やかな口調で、しかしご機嫌を取るような優しい作り声とかは一切使わぬまま、もう一度私が思うことを、小さいその子でも意味がわかるような言葉で伝えました。

すると、これまでのその子ならもっと泣くか、怒って「もう辞める!」という可能性が極めて高いような話をしたはずなのに、突如涙がおさまり、さんざん抵抗を示していた問題にすっと向き合ったかと思うと、しっかり考え始めたのです。無理をしている表情ではなく、明らかに集中して考えている表情で。

正直なところ、かなり狐につままれたような気分になりましたが、私がその子に伝えたかったことの何かが届いたのだったら嬉しいなと思いました。
その後は泣いて怒ったことを忘れたかのように最後までしっかり取り組んでくれましたが、子どものスイッチはどこにあるのか、それぞれ違うんだなぁと(それも、今回は何がスイッチになったのかはわからぬままですし…)思いました。

こういうことを繰り返しながら、子どもは成長していくんでしょうね。

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2015年8月 6日 (木)

すみません。

今日は書こうと思っていることがあったのですが、腕の調子がかなり悪く、横になっていたら寝入っていて、それでもまだすっきりせず、書く時間がないままに今日のレッスンを迎えてしまいました。

今日もまた暑い1日になりそうですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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2015年8月 5日 (水)

長い1日。

夏休み中、火曜は最も長い1日で、13時過ぎにレッスンが始まり、全て終わるのは20時40分頃。その間ほぼ子ども達が切れ目なく訪れてかわるがわるレッスンというスケジュールです。
それも、下は年長さんから上は中2までと幅もなかなかのもの。
というわけで、今日も限界近くまで頭も体力も使い切った感じの1日でした。

おまけに今日は随分久しぶりに宿題の取り組みがいい加減な子が何人も重なって、更に消耗したところもあったかなと…。
まあ、これだけ毎日暑いと、なかなかさて勉強するぞ!という気にもなれないのかもしれませんが、恐らくほとんどのご家庭ではエアコンなどで快適な部屋で勉強できるのではないかと思ったりもするんですけどね。

しなくてはいけないことが色々溜まっていて、ちょっとお尻に火がつきかけている気がします。
うまく時間を使わなくてはいけないのですが、いかんせん、両腕の調子がいっこうによくならず、ここのところむしろ悪化しているような感じで、ちょっと困っています…。
痛みにもくじけない強靭な精神がほしい今日この頃です。

どうでもいいことをつらつらと書きましたが、明日もがんばります。

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2015年8月 4日 (火)

もう8月。

今日はレッスンはありませんでしたが、リハビリに行った後、出勤して事務仕事や教材作成などをちょこちょこと。
それにしても、こう連日暑いと集中力も続きませんし、疲れも増しますし、なかなか困りものです…。
なにより、リハビリに行っても全く改善している気配がないのがつらく、本当にいつか治るんだろうかと憂鬱な気分になったりもします。

とはいっても、まだまだ夏休みは続きますし、なんとか体力と気力を維持して乗り切らないといけませんね。
肩や腕は冷やさないように言われているものの、エアコンをつけないと熱中症も怖くて、家にいてもその加減が悩ましいところです。
皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。
本日はこれにて失礼します…。

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2015年8月 3日 (月)

オフでした。

最近はなるべく早目に(といってもあくまでもこれまでの私からするとというレベルですが…)寝るようにしていることもあって、断片的にしか見られませんでしたが、シンクロナイズドスイミングで久しぶりに日本がいくつもメダルを獲得しましたね。
その昔、まだ小谷実可子さんが現役でおられた頃は日本のシンクロはメダルを取るのが当たり前というような感覚だったのですが、その頃のコーチだった井村さんが中国に行かれ、日本はメダルから遠ざかってしまいました。
そして、10年ぶりに日本に戻られ、その途端(といってももちろん、選手の皆さんがこれまでずっと努力してこられていたからということはあるのでしょうけれど)、今回合計4つのメダル獲得。
コーチの影響、指導力というのはこんなにも大きいものなんだなと、なんだかしみじみ感じました。

今日からは競泳が始まるようですね。日本の活躍を楽しみにしたいと思います。(オフの話題でした。)

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2015年8月 2日 (日)

すんなり反応できる子、できない子

子ども達とレッスンをしているとき、一番困るのが「言葉のキャッチボール」が成立しない子かもしれません。
うちの教室では、最初にやり方を教えてその通りにやってみてもらうというような形式での学習はしませんし、学習内容も進度もひとりひとりの子のペースや反応を見ながらなので、同じことをしてもらうときでも、それぞれの子にどこまで手助けをするかは違ってきます。

また、その日のコンディションなどによっても、普段は助けがいらないはずのことでも、その日は助けが必要だったりすることもありますので、とにかく子ども達の表情などを見ながら、助けを出しすぎないよう加減するのはなかなか難しいことでもあります。

本当なら分かるはずのことがぴんとこないみたいだなと感じられるようなとき、きっかけになりそうな問いかけをして、それに答えてもらうことで「あ!」と思ってもらおうと試みることがあります。
その場合、問いかけていることは簡単なことである場合がほとんどで、わかる、わからないとか、習った、習っていないとか、どちらかを答えればよいとか、ただ書かれている問題を声に出して読んでくれればいいとか、普通であれば(声を出して答えること自体が苦手な子も中にはいますので、そういう子には小さい声でもいいし、ここに書いてくれてもいいよとかいうようなこともしますが)すぐに反応できそうなことです。

そして、それに答えてくれる子はほとんどの場合何かのきっかけを得て次へ進んでいってくれるのですが、問いかけを完全に無視しているかのように、一切反応を返してくれない子達がいます。
様子を見ながら何度か声をかけても、耳が聞こえなくなったのかというぐらい黙り込んで何も答えてくれないという時間が続くことがあります。
それは怒っているわけではなく、普通に穏やかに問いかけたことであっても起こることがあり、黙り込んだままなのでいつまで経ってもそこから抜け出すことができず、時間だけが過ぎていくことになるのです…。

これまで何人か(それも稀ではなく)そういう子がいましたし、現在も何人かいますので、性格のようなものなのかなとも思いますが、そこをどうすれば打ち破れるのか、まだうまく方法が見つけられずにいます。
成長の過程で変わっていくこともあるように思いますが、黙り込んでいる間、その子達の表情は辛そうだったり、不機嫌そうだったりするので、できるものならそんな表情は見ずに済ませたい、見るにしてもできるだけ短時間で表情を和らげてもらいたいと思うだけに、何かできることがないかこれからも考えていこうと思います。

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2015年8月 1日 (土)

7月最終日

あっという間に7月も最終日になってしまいました。
4月半ば以降左肩が痛み始め、その後右肩までもアウトになり、まあ、年齢的なものもあるんだろうと思いつつも、暑さも相まってこのところ仕事が滞りがちです。

昔から、体調が悪くても子ども達とレッスン(塾講師時代は授業)をしているときは治っているという体質(?)なので、幸いレッスン中はなんとか大丈夫なのですが、事務仕事や予習、教材作成など色々なことが遅れがちになっていて、気は焦るものの思うようにいかないもどかしい日々です。

8月になってもまだまだ暑さの厳しい日が続くでしょうし、体調ともうまく付き合っていかなくてはいけないんだろうなと。
せめて超夜型を少しはまともな生活に近づけようと、ここひと月ぐらい努力していたのですが、これまた暑さと腕の痛みで数時間で目が覚めてしまう今日この頃。
暑さにも痛みにも負けない体力と気力がほしいものです。

と、ついつい愚痴めいたことばかりになってしまいましたが、今日は3年に一度ぐらいしか起こらないらしい、1か月のうちに二度満月が見られる「ブルームーン」の日だったそうで、空を見上げると月がきれいでした。

明日から8月。
来月もどうぞよろしくお願いいたします。

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