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2015年7月29日 (水)

何とも不思議。

また未体験(?)な出来事に遭遇しました。
算数、特に引き算がかなり苦手な子がいまして、当初、本当に全く数のイメージができていないようだったので、色々な角度からアプローチし、できることが少しずつ増えてはきたものの、1年が経った今も、できることが増えたにしては、引き算は相変わらず苦戦しています。

その子が以前図形の問題に取り組んでいたとき、どうやらこの子は図形に関しては結構センスがあるんだなと感じました。
そして今回、長さの学習で、挙げられている数値に合う単位を考えて(  )に「km、m、cm、mm」のいずれかを書き入れるという問題を考えてもらっていたとき、ちょっと驚く出来事が。

その問題は算数が得意な子たちでも迷ったりうっかり引っかかったりするものが何問か混じっていまして、引っかかる子が多いのは「富士山の高さ3776(  )」、「鉛筆の芯の太さ2(  )」「教科書の厚さ5(  )」などです。
その子はどの程度できるだろうなと、本当に全く何も言わず黙ってそれとなく見ていました。

すると、鉛筆の芯は全く迷うことなく「mm」を記入。人が1時間に歩く距離の単位、新幹線の進む距離の単位などもやはり迷わず記入。教科書の厚さは少し考えた後「mm」を記入。
更には、富士山の高さのところで、一旦「km」と書いた後、少し動きが止まったなと思ったら、決して「m」に書き直したのです。
ノーヒントで十数問全問正解。

実際のところ、これまでその問題をした子はかなり大勢いますが、ノーヒントでノーミスだった子はほとんど記憶にありません。それが、20までの引き算でまだ苦労している子が落ち着いた表情で全て正解してしまったことにまたびっくり。
恐らくその子には何かの感覚があるんだろうなと。

得意なこと、できることが見つかるのはとても嬉しいことで、全問正解になった後、それは本当のことなので、その問題をノーヒントで全問正解した子はこれまでほとんどいないということを伝え、すごいねと言うと、ニコニコしていました。
この子が得意なことがもっともっと見つかって、算数でこれは得意、これは自信があるというものが増えていくといいなと思いつつ、こういう感覚があるのであれば、なぜそこまで引き算で苦労し続けているのか、それはまた不思議になりました。何かのきっかけで大きく変わることがあるのかもしれませんから、それがどこにあるのか、なんとか見つかればなと思います。

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