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2015年7月16日 (木)

不思議だけど。

今日のレッスンでのこと。
100を超えて、1000までの数の学習を始めた1年生さんとのレッスンで、100が何枚、10が何本、1が何個でなんという数になるかというような学習をしていました。

100、10、1がそれぞれという場合はほとんどの子がすんなりいくのですが、10をたくさん集めて370とか700とかにする場合、多くの子が頭を悩ませます。
中にはすんなりわかる子もいますが、そうでない子たちには10のタイルをたくさん渡して、実際何本あればその数になるか、考えながら数えてもらうようにしています。

ただ、まだ小さい子たちなので、「10のタイル」を「1本」と数えるところで混乱が起きて、例えば、「10が5本でいくつ?」と聞かれれば「50」と答えるのですが、おかしくなると「50本」と答えてしまったりするようなことが起こることがあります。
また、自分が子どもだった頃にも、そういえば100を超えた数を数えていっていると、途中で数え方がおかしくなっていくことがあったように思います。(例えば、100、101、102・・・と110まで数えると、次が111ではなく120、130となってしまったり、何かおかしなことが起きていたような記憶があります。)

単に経験が少ない、まだあまり触れたことのない(子どもにとっては)大きな数だということが一番の理由なのだと思いますが、今日のレッスンでも不思議なことが起こりました。

10のタイルが23本でいくつになるかを確かめてもらい、別の問題でももう一度確かめてもらった後、350は10が何本かを問う問題がありました。
もちろん、まだ難しそうだったので、実際にタイルを渡して350になるよう数えてもらったのですが、「できた!」というその子の手に握られているのはどう見ても10本あるかどうかの量でした。

「え?それで350になった?」と尋ねても「うん」というので、もう一度数えてもらったところ、手に握られていたのは8本。
そこで、何かおかしくなったなと「100は10が何本だったっけ?」と尋ね、自分で10本並べて確かめてもらいました。そこで気づくかなと思ったのですが、「あ!」という感じがないので、「8本はいくつ?」というと「80」と答えます。
そこで、「うん、8本は80よね。じゃあ、もう1回350になるまで数えてくれる?」と言って待っていたのですが、途中までは10本ずつ集めているようだったのに、ほかの子を見ていて目を戻すと、手にはまた8本のタイルが…。
30本と5本がどこかでおかしくなって、30と5本が合わさってしまっているんだろうなとも思いましたが、そこから抜け出すのにはしばし時間がかかりました。

不思議だなぁと思いますが、子ども達はみんな一所懸命考えているんですよね。
一所懸命考えているようなのに思いがけない答えが出てきたときには、どう考えたのか、どう勘違いしたのか、どれだけ推測できるかが大事なんだろうなと思っています。

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