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2015年7月 9日 (木)

この話題はこれでおしまいにさせて頂こうと思います。

引き続き、掛け算の順序の件についてコメントを頂いたのですが、この件に関して書かせて頂くのはこれで最後にさせて頂こうと思います。

お顔の見えない、年齢も性別もご職業も全くわからない方と、ご質問の意図もお教え頂けぬまま文字だけでやりとりを続けても、自分の言いたいことをきちんとお伝えできるとも思えず、また、貴重なご意見を頂いたとしても、どなたかわからない方というところで何かモヤモヤしてしまうだろうとも思いますので。

教室にお子さんを通わせてくださっている保護者の方はある程度おわかり頂けているかと思いますが、うちの教室ではテストをして点数をつけることは基本的にありませんし、子ども達が考えることを大事にしていますので、掛け算の学習をした際に式の順序にこだわるのも、単位を意識する、自分が何を求めようとしているのかを意識するなどのためであって、どんな問題にもきちんと式を書くようにというような指導はしていません。

新たにご質問頂いたのは

【質問】「5kmをメートルで表わしなさい」
 というときにも、
  1000 × 5 が正しく、
  5 × 1000 は、小学生向けとしては正しくない
 のでしょうか?

これですが、正直なところ、こういう問題で掛け算の式を書くよう求めたことがなく、もし仮にこれを掛け算の式を書いて解かなければわからないという子であれば、算数がやや苦手、かなり苦手というような子ではないかと思いますから、書く式は筆算になるか、1000を5回足す計算になるだろうと思います。
それに関してはその子が答えを出すために計算をしているので、基本的には子どものやりやすいようにしてもらうだろうと思います。

そもそも、5キロメートルや5キログラムなど、「キロ」のつく単位が出てきたときには、子ども達に「キロ」は「千(倍)」の意味を表しているということを説明し、2「キロ」メートルは2「千」メートル、5「キロ」グラムは5「千」グラム、その時点でまだ習っていなくても、話のついでとして「キロリットル」や「キロバイト」などの話もしたりします。

ですので、5キロメートルは何メートルかと聞かれた時点で、式も何もなく5千メートルと答えられることが望ましく、式を書くよう求めたことがないというのが一応答えになるでしょうか。

過去にも書いてきたことですので、長々とは書きませんが、掛け算の段階で式の順序を意識させるのは、単位を意識させることで、割り算、特に割合や速さなどの学習に進んだときに、何を何で割るかで悩まずに済む場合が多いからということのも大きな理由のひとつです。

これは前に書いたことですが、例えば、ウサギ5羽の耳の数の問題で「5×2」の式を書いた子に、なんでその式になったか尋ねて、仮にその子が「右耳と左耳が5つずつあるから」というような答えを返してきた場合、私はその発想に驚いて、それはそれで認めるだろうと思います。
ただ、学校では「2×5」の式でないと×にされるかもしれないということと、その理由を話すだろうと。
(ただ、恐らくコメント主さまが言おうとしておられるのはそういうこととは違うのだろうと思いますが。)

このところ体調がすっきりせず、仕事が遅れがちでもありますので、これでこの話題に関してはおしまいにさせて頂きます。
コメント主さま、よろしくご理解のほどお願いいたします。

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