ジレンマ
今日のあるレッスンでのこと。
日によってレッスンへの取り組み姿勢にかなり差が出るタイプの子とのレッスンがありました。
算数の能力は高い方だと思うのですが、集中できないと1枚のプリントを終えるにもかなりの時間がかかり、また、自分なりのこだわりも強い方です。
そんな子が、今日のレッスンでは「きれいにかくモード」のスイッチが入ってしまったようで、作図も文字もとにかくちょっとでも歪んだり、バランスが崩れると決してかき直す。せっかく作図できたと思っても、自分の描きたい場所に描けなかったら消す。そんなことが続きました。
ただ、この子はこだわっているときにそれを遮ると、その後のレッスンが集中できなくなってしまう場合もある上、きれいに丁寧にかくこと自体は決して悪いことではないわけですから、やめなさいというのもちょっと違うような気もします。
おまけに、こだわって書いた文字はバランスが取れてとてもとてもきれいだったりするものですから、それを「ダメ」と言ってしまうと、丁寧な美しい文字を書くことをダメと言われたと思われたら大変です。
もしここがその子のおうちで、私がその子の家族なのであれば、そういう姿を「今日はそういうモードなんだなぁ」と見守ることもできるんだろうなと思いつつも、お月謝を頂いて来てもらっているからには、ずっと待っているわけにもいかず、あまりにもこだわり過ぎるときには少し強めに注意をしたりもして、どうにかレッスンを進めました。
でも、時間さえ気にしなければ注意する必要はないことなんだろうなと、なんだか少し複雑な気持ちになりました。
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