長い一日でした。
今日は春休みのイレギュラーで13時半からレッスンが始まり、終わったのは19時40分頃。その間私は全く休憩なし、トイレにも行かず。
レッスン前は最後まで持つかなと少し心配していましたが、春休みで疲れていない子が多いのか、ほとんどの子が順調に取り組んでくれたお蔭もあって、無事に今日のレッスンを終えることができました。
今日はレッスンが始まる前からちょっと心配な感じのオーラを出していた幼児さんが、何がきっかけだったのか途中で突然スイッチが入り、これまで一緒にレッスンしてきた中でも多分一番の集中と一番の冴えを見せてくれて、なんだかびっくりしました。
ただ、ひとつショックだったのは、この春から受験塾に移ることになった子が、先日体調不良でお休みした振替ということで、最後のレッスンに来てくれたときのことでした。
春期講習で分数の掛け算や割り算を習ったらしく、それならやってみてもらおうと思ったところ、「2/5×2」(5分の2が2回ということですので、掛け算の意味を理解している子達はほとんどみんな何も助けなくてもきちんと答えを出すことができます。)の計算をわざわざ「2/5×2/1」のように書いて計算するのです。
それだけでなく、分数同士の掛け算になったら、なぜか後ろの分数がひっくり返されました。
そんな間違いをするということは分数の割り算も習ったということなんだろうと思い、それもやってみてもらったのですが、今度はなぜか割られる数がひっくり返ったりもします。
その姿を見て、ついこの前まで随分じっくり考えられるようになって安心していたのが、1週間ほどでこんな風になってしまうのかと、塾ってなんなんだ?と、また少しやりきれない気持ちになりました。
その子のせいではないものの、「考えないで適当にやって、そんな勉強何か役に立つの?これとかはちゃんと意味を考えたらわかるでしょ?」と本来その子はできていたはずの問題を指すと、ようやく少し真剣な表情になって考え始め、ある程度きちんと答えが出せたのですが、こんな短期間でこんな風になってしまうのであれば、数年かけて築き上げてきたじっくり考える習慣が封じ込められてしまう日は遠くないのかもしれないなと…。
それは悲しい出来事でしたが、その後やってきた中学生くんを見ていて、こういう子もいるんだよねとちょっと救われました。
その子は5年になるぐらいまで来てくれていて、その後受験塾に移ったものの、塾では算数ができないと言われ続けて伸び悩み、第1志望の学校には手が届かなかったそうなのですが、中学進学が決まってまた戻ってきてくれたのです。
すると、本来のその子の能力はいかんなく発揮され、見ていて感心するぐらいよくできるのです。
「なんで算数できへんかったん?」と尋ねても「さあ?」と言うばかりで、その子を見ていると、もしかすると受験塾のああいうやり方がとことんこの子に馴染まず、それもあって伸び悩んだものの、全く毒されることもなかったので、塾を辞めたらすぐに本来のその子に戻れたのかもしれないなと。
他にもなかなか色んなことがあった1日でした。
打って変わって明日はお休みの子が重なってかなりの短時間レッスンになりますが、明日の子達もしっかりがんばってくれることを期待していようと思います。
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