色んな差
子ども達とレッスンをしていると、それぞれみんな得意なこと苦手なこと、好きなこと嫌いなことが違っているのはよく感じます。
私が同じものを使って同じようにレッスンをしても、反応は本当にそれぞれですし、それは個性なので当然といえばy当然なのだろうと思います。
ただ、それぞれの子を見ても、これまた色んな差があるのを感じることが少なくありません。
私が中学生ぐらいの頃は、国語は好きだけど英語は嫌い。数学なら計算はある程度できるけど、図形、特に空間図形は超苦手。社会は地理と歴史は苦手だけど公民だけは得意。そんな生徒だった記憶があります。
教室に来てくれている子たちの中で普段、算数が結構得意に思える子達の中にも、単元によって反応がかなり違うことがあります。
それは問題が難しいから反応が鈍いとかいうのとは違い、むしろ私にとってはそのほうが難しいと思うけど…と思うようなものを見た途端にパッと理解してしまったり、え?あなたの力からするとそんなの簡単なのでは?と思うようなものでうんうん唸っていたり、そういう姿を見ると、しみじみ奥が深いなぁと感じます。
今日のレッスンでも、前回まではこの子の力からしたらなんでこんな問題でそんなに悩んでいるんだろう?と思うようなことが何度か続いていて、今日のレッスンの前半もまだそんな感じを引きずっていたというのに、多くの子が結構苦労する問題に進んだ途端、え?そんな軽々解くの?というぐらいスイスイ問題をクリアしていくのです。
すごいなぁ、これは簡単なのか~と思ってみていると、同じような問題なのに、なぜかある問題でまた考え込んでしまって、私から見ると、さっきまで順調すぎるぐらい順調に解いていたものと今悩んでいるものにどう違いがあるのかわからず、やっぱり面白いし不思議だなぁと。
ただ、何人もの子が詰まってしまうことがある問題については、その場ですぐ対処できるようにしたいと思っていますし、そもそもは詰まることのないステップで教材を提示できるのが一番いいだろうとも思っていますので、地道に進めている教材作りをもっと加速させなくてはなと思います。
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