なんでだろうな。
子ども達の中に時々、真面目な性格っぽいのに、そして、レッスンにも真剣に取り組んでいるように感じられるのに、問題をきちんと読まない子がいます。
算数はかなり得意なのに国語の問題になると適当にしか読まない子というのは少なからずいますが(恐らく、算数についてはじっくり問題を読み込む必要があるものはまだごく限られているので、問題を見たら感覚的に何を問われているのかわかるのではないかと。その調子で国語もこんな感じのことを聞かれているのかなぁというようなスタンスで取り組んでしまっているような印象を受ける子に、過去何人も出会いました。)、そういう感じではなく、真面目なのに算数でも国語でも問題をきちんと読んでいない印象を受ける子について、なんでなんだろう?と思い続けています。
いい加減な性格の子、真面目に取り組まない子が問題をいい加減に読んでいても、それはあまり不思議ではありません。
算数がかなり得意な子のパターンについては、過去何人もそういう子たちに出会っているので、なんとなく理解はできますし、対処もある程度できるようになりました。
ですが、真面目なのに問題をきちんと読んでおらず、再度集中して読むよう促すとようやく問題の意味を理解するという様子の子については、どうしたらいいのかまだ今一つ対処の方法がわからずにいます。
目の前にいれば、その子なら本来わかるはずだと思うものについては再度読み直すよう促しますし、その結果大半は理解して問題を解くことができるのですが、それだといつまでも私が目の前にいなければなりません。
実際、そういう状態が長く続いている子がいて、もどかしい思いでいます。
もちろん、私も問題をうっかり勘違いしてミスをすることはありましたし、家で宿題をするときには教室のレッスンほど集中しづらいというようなことがあるのかもということもわかります。
ただ、私は根が無精者でめんどくさがりですので、いい加減に問題を読んで間違い、再度解き直す手間を考えると、最初にきちんと読むほうがいいように思うのですが、問題を読み違えて読み直しさせられるということを何度も繰り返してもなかなか直らない子はめんどくさがりではないということなのかもしれませんね。
低学年ぐらいまでであれば、問題を声に出して読ませるなどもできるのですが、高学年になってくるとそれもどうかと思いますし、何かいい対処法はないものかと考えつつも、まだ答えが見つからずにいます。
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